今年度最終回となる第4回目の「あきた女子活応援サポーター」との交流会は、2019年2月16日(土)に秋田市内で開催しました。
この交流会は、秋田で働くことや県内企業の理解を深めることで、秋田でのキャリアプランの意識を醸成し、県内就職の促進を図ることを目的に、2016年度から開催しています。
当日は、大学や短大等に通う女子学生が参加し、「あきた女子活応援サポーター」と交流を行いました。
秋田会場では、(株)ポーラによる就職活動に役立つ「魅力発揮メーク講座」、県内企業に内定している大学4年生からのリアルな就活トークやサポーターとのフリートークを行いました。
「魅力発揮メーク講座」では、実際にモデルにメークをしながら、ポイントを説明し、メークする前と後での印象の違いや普段しているメークとは異なる就活メークの方法について学びました。
就活トークでは、秋田ふるさと農業協同組合に内定している東海大学文学部歴史学科4年 藤原 麻美子さんにご参加いただき、県内就職を決めた理由や就職活動へのアドバイスなどをお話いただきました。
藤原さんは、小さいころから秋田で働きたい、地域に貢献したいと思っており、地域に密着して地元を支えている秋田ふるさと農業組合への就職を決められました。就職セミナーなどに参加して意識を高めながら、同時に将来のビジョンも考えて、秋田での就職活動を進めたそうです。
また、藤原さんは関東の大学に在籍しており、秋田での就職活動の難しさも体験したそうです。大学等の求人は関東企業が多く、就職イベントも関東主体で、なかなか地方の情報を入手するのが難しいなか、地方出身の先輩や地方就職を目指している友達と情報交換をしながら、就職活動を進めたそうです。加えて、卒業論文や実習など学業との両立の大変さも感じたと話していました。
ご自身の体験から、自分がやりたいこと、就職したい場所などは早めに決断して就職活動に取り組むことよう、参加学生にアドバイスしていただきました。
サポーターとの交流では、サポーター1~2名に、学生数名が一つのテーブルを囲み、小人数でフリートークを行いました。
「関東で就職活動を進めていく中、秋田が好き、秋田で働きたいと気づき、秋田での就職を決めた」、「入社後最初はやりたい部署ではなくても、働きながらいろいろな仕事を経験するなかで、会社や仕事が好きになった」など、サポーター自身の実体験を踏まえながら、参加学生にアドバイスされていました。
また、有休の取りやすさや職場環境、趣味ややプライベートの楽しみ方など、働いてからわかることや秋田での生活などについてもお話し、参加学生は新たな発見があったり、今抱えている不安や悩みが解消されているようでした。
交流会に参加した学生からは、「一度に様々な業種の方から話を聞くことができ、貴重な機会になりました」、「まだやりたいことが決まっていない状態での参加でしたが、情報をたくさん提供していただき、今後の参考にしていきたいと思いました」、「サポーターの方々が話しやすいような雰囲気作りをしてくださり、就職活動から将来のライフスタイルについて、幅広く聞くことができ勉強になりました」などの感想をいただきました。
来年度も、女子学生を対象とした交流会の開催を予定しています。女子学生の皆さん、是非ご参加ください。