秋田県企業情報誌 KocchAke! PLUS 2019年度版
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[ 産業別県内総生産の推移(構成比) ][ 秋田県の産業構造(全国との比較) ]第1次産業は減反政策や米価下落の影響により、年々低下傾向が続いています。第2次産業もIT不況やリーマン・ショック、公共工事の削減の影響を受け、低下の傾向が…。一方、第3次産業は全体の7割以上を占めており、秋田の経済サービス化が進展していることを表しています。秋田県の産業を総売上からみると、全国に比べて「農林水産業」の売上高の比率が多いことがわかります。しかし、秋田は稲作中心の農業構造のため、近年は米離れの影響などもあり、比率が低下しています。製造業では、電子デバイス産業が集積していますが、グローバル化に伴う生産拠点再編の影響もあって、産業としては縮小傾向。次世代のリーディング産業育成のため、IT技術を活かした自動車や航空機の産業に力をいれています。資料:秋田県「平成27年度秋田県県民経済計算確報」資料:秋田県「平成27年度秋田県県民経済計算確報」、 内閣府「2015年度国民経済計算」第1次産業第2次産業第3次産業平成27年度平成23年度平成18年度平成13年度2.8%3.3%3.1%3.5%18.2.%22.2%22.6%78.6%21.9.%75.3%74.9%74.3%Topics03秋田を支える産業第1次産業=農業、林業、漁業  第2次産業=鉱業、製造業、建設業第3次産業=電気・ガス・水道業、卸売・小売業、金融・保険業、不動産業、運輸業・情報通信業、サービス業など秋田県全国第1次産業2.8%第2次産業21.9%第3次産業75.3%第1次産業1.1%第2次産業26.2%第3次産業72.7%12

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