秋田県企業情報誌 KocchAke! PLUS 2019年度版
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[              ]6次産業化に取り組む事業体の農業生産関連事業の販売額  農林漁業者等6次産業化サポートチーム(地域振興局)6次産業化サポートセンター(県農業公社)[ 秋田県の6次産業サポート体制 ]寒冷な気候、良質な米と清らかな水に恵まれた秋田は、酒造りが盛んです。人口減少に伴う飲酒人口の減少、若者のアルコール離れなどにより、本県の清酒の総出荷量は減少傾向にありますが、品質向上や、若年層向けイベントの開催など、酒造業界の努力が功を奏し、純米酒をはじめとする消費者ニーズの高い特定名称酒の出荷量は年々増加しています。6次産業化とは、地域資源を有効活用し、農林漁業者がこれまでの原材料供給者としてだけではなく、異業種と連携して加工(2次産業)・流通や販売(3次産業)に取り組むという「経営の多角化」を進めることで、地域における新たなビジネスや産業の創出を図ること。秋田県では「付加価値と雇用を生み出す6次産業の推進」を定め、年々高い目標を掲げています。6次産業化サポートチームやサポートセンターを設置し、農林漁業者の相談を受け、案件の掘り起こしから事業化まで、統合的にサポートする体制を整備しています。美酒王国秋田酒造業の取り組みその3農林漁業の6次産業化その47,095kl7,570kl7,945kl8,123kl8,446kl8,374kl資料:秋田県酒造協同組合日本酒は特定名称酒と普通酒に分類され、さらに特定名称酒は吟醸酒、純米酒、本醸造酒の3タイプに分類されます。平成28年度平成29年度平成30年度令和元年度資料:農林水産省「6次産業化総合調査」   結果が公表された年度(2年前の実績値) 0120億円160億円140億円180億円171.8億円連携相談サポート(案件掘り起こし~事業化)プランナー派遣相談[ 秋田県の特定名称酒出荷量 ]8,500kl7,500kl6,500kl5,500kl159.6億円142.5億円125.7億円平成25年度平成26年度平成27年度平成28年度平成30年度平成29年度14

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