秋田県企業情報誌 KocchAke! PLUS 2019年度版
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25 秋田市にある土木関係の重機を取り扱うコマツ秋田株式会社(以下コマツ秋田)。こちらの会社に2017年4月に新卒採用で入社した村上公汰さん(24歳)は秋田市出身。学生時代は秋田市内の大学で秋田の住生活にまつわる研究をしていました。 「学生のころから、学んだことを地元で仕事に活かしたいという思いがありました。土木も私たちの住生活に欠かせないという点から学生時代の研究との繋がりを感じ、コマツ秋田への入社を決めました」と話す村上さん。ふるさと秋田への思いは一体どこからくるのでしょうか。 「以前住んでいた土崎の伝統行事『土崎港曳山まつり』にとても思い入れがあって、最近までずっと参加していました。このお祭りに限らず秋田にはそれぞれの地域に根付く、たくさんの伝統的な文化や行事があります。住生活を研究していたこともあり、地域の伝統は私たち若い世代が守っていきたいと思っています。一人ひとりができることは少ないかもしれませんが、その一人ひとりの意識の積み重ねが秋田を元気にすることに繋がるのではないでしょうか。私自身が秋田で働いていることも、その積み重ねのひとつになればいいなと思います」と秋田で働くことへの熱い思いを語ってくれました。04INTERVIEWKOUTA MURAKAMIコマツ秋田株式会社村上 公汰さん(24歳)秋田で働く、一人ひとりの積み重ね村上公汰(むらかみ・こうた)平成7年秋田市生まれ。県内の高校を卒業後、秋田大学教育文化学部に進学。大学卒業後はコマツ秋田株式会社に入社。➡ コマツ秋田株式会社の詳細はP80へGO!ユネスコ無形文化遺産に登録された、土崎港曳山まつり。ぜひ観に来てください!

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