秋田県企業情報誌 KocchAke! PLUS 2019年度版
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27 「就職活動を始めるまで、自分が秋田で働くとは思っていませんでした」と話すのは、秋田市でアトリエ建築家と建てる注文住宅を手がける「R+house秋田北」の運営会社・株式会社和賀組に勤める粟津裕美子さん(24歳)。2017年3月に大学を卒業後、住宅コーディネーターとして活躍しています。「大学で学んだ景観デザインを活かした仕事に就きたいと考えていましたが、もともと秋田で仕事を探すつもりはなかったんです」と話す粟津さん。 「東京の会社から内定も出ていました。しかし、大きな企業では、仕事の一部分しか任せてもらえないことに気がついたんです。最初から最後まで、責任を持ってお客様と向き合える仕事がしたい、そう思っていたときに出会ったのが当社でした」。 新事業所であるR+house秋田北のスタッフとして採用された粟津さんは、まだ内装工事も終わっていない事務所で面接を受けました。「家づくりにも職場作りにも一から携われることに面白さを感じ、『ここだ』と思いました。都会の企業よりも仕事の幅が広く、自分の経験が必ずどこかで活かせると確信しています。私が打ち合わせから携わった住宅が来春完成するので、今からとても楽しみです」と今後の抱負を語ってくれました。06INTERVIEWYUMIKO AWATSU株式会社和賀組粟津 裕美子さん(24歳)一から仕事に携われる面白さがある。粟津裕美子(あわつ・ゆみこ)平成6年大仙市生まれ。高校卒業後、秋田公立美術大学景観デザイン専攻に進学。卒業後、株式会社和賀組に就職。現在、「R+house秋田北」事業所に勤務。➡ 株式会社和賀組の詳細はP113へGO!最初から最後まで責任を持ってお客様と向き合える!

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