秋田県企業情報誌 KocchAke! PLUS 2019年度版
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2807INTERVIEWCHIYOHITO HATAKEYAMA医療法人正和会グループ畠山 千代仁さん(33歳)「あなただから頼みたい」地域の人からそう言われる仕事がしたい! 秋田県潟上市にある介護老人施設ほのぼの苑。他にも幾つかの医療や介護の施設が併設されている敷地内を慣れた足取りで案内してくれるのは、畠山千代仁さん(33歳)。2008年に新卒採用で医療法人正和会に入社した畠山さんは、ほのぼの苑に勤務して11年目を迎えるベテランです。 学生時代は宮城県の福祉大学で目の不自由な人に向けたメールソフトのプログラミングなど、情報福祉という観点から福祉に携わってきました。学生時代、自分はこのまま情報系の仕事に就くのだと思っていた畠山さんの気持ちを動かしたのは家族との距離でした。 「学生時代は家族とそれほど連絡も取らず、気にかけることも少なかった。あるとき、姉から母の具合があまり良くないと連絡を受けたことをきっかけに、家族のそばで働きたいと考えるようになりました。今は家族が共に支え合い、安心して仕事に向き合えます」と畠山さんは言います。 「休日には社内のマラソンチームで県内外の大会に出場し、仲間とともに汗を流しています。数年前には東京マラソンに出場しました」と教えてくれました。自分を育ててくれた家族や地域への感謝を忘れず、仕事に趣味にと充実した毎日を過ごしています。家族のそばで働くことで安心感が得られます。畠山千代仁(はたけやま・ちよひと)昭和61年男鹿市生まれ。高校を卒業後、秋田を出て宮城県にある東北福祉大学に進学。卒業後、秋田に戻り医療法人正和会グループに入社、現在介護老人施設ほのぼの苑に勤務。➡医療法人正和会グループの詳細はP119へGO!

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