インターンシップとは?

 学生が社会に出る前に、企業で一定期間就業体験をすることです。
 この体験を通して、学生たちが仕事や働くことに対して明確なビジョンを持ち、意識向上することを目的にしています。
 これにより、「将来何をしたいのか」「どんな仕事が適しているのか」などを考えるきっかけにもなります。
 また、採用条件や面接では分からない企業の雰囲気や働きやすさなどを知り、より自分が活躍できる企業との出会いの機会を増やすことにもつながります。


何社くらい行くのがオススメ?

 興味は知っているものの中にしかありません。
 やりたいことが見つかっていない方は、興味を広げるために、1社だけではなく、複数の企業に行ってみることをオススメします。
 いろんな企業を見ると違いが見えてくるため、業界や企業の比較ができ、より社会を知ることができますし、自分の適性も見えてきます。
 実際に体験してみなければ分からないこともたくさんあります。積極的に体験して、これからの興味を広げてみてください。


いつから始めたらいいの?

 多くの企業を見るなら、早く始めるのが断然オススメです!
 最近では、1・2年生から始める学生さんも多くいます。
 企業によって実施時期はさまざまですので、選び方次第では年間で複数社に参加することができます。


どんな企業がオススメ?

 希望する業界が明確なら、その業界のクライアント(お客さま)になるような企業のインターンシップもぜひ受けてみてください。
 例えば、銀行を希望するなら、銀行のお客さまになるような商店など。
 企業に入ってからでは見られないような視点からその業界を見ることができ、将来仕事をする上で活きてくるはずです。


インターンシップを自分のキャリアに活かすコツは?

 インターンシップを与えられたプログラムだと思わないことです。
 受入企業は、自社の課題が分かっている場合が多いです。
 例えば、日々の業務の中で、「もっと斬新なアイデアが必要」「雰囲気を盛り上げてくれる人材が必要」など、その企業が持つ課題に対して学生が独自のアプローチをしてくれることを、企業は期待しています。与えられたプログラムを夢中でこなすことはもちろん大切ですが、自分の将来と関連づけて主体的に取り組むことが、成果を高めるコツです。


差がつく!インターンシップの受け方

事前に企業のことを調べる

 企業のホームページはチェックしてから臨みましょう。
 会社の事業内容や沿革、メイン商品などを事前に知っておくことは必要です。
 また、競合会社を調べてみるのも、企業理解のひとつです。


時間を守る

 時間を守ることは、社会に出てからとても大切で、社会人としての基本になります。
 約束の時間には絶対に遅れないようにしましょう。


日々振り返る

 その日やったことを振り返り、何のためにやっているのか、将来どのように役立つのか、ということを忘れないように、日々の気付きを心に留めておきましょう。


礼状を書く

 受入企業にお礼の気持ちを伝えることは、とても大切なことです。
 ポイントは具体的な学びを書くことです。
 業界について学んだこと、接してくれた社員たちの印象などを書くといいでしょう。
 最後に学校名、名前を忘れないようにしましょう。