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社会福祉法人水交会 栗林 聡子さん

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「自分でビジョンが描ける夢はきっと叶うと思います。そのために、楽しそうに働く大人に話を聞いてみては」

 県内5つの事業所で施設入所支援事業や生活介護事業などを運営している「社会福祉法人 水交会」。ここで事務員として働く栗林さんに仕事や育児、そしてダブルワークで行っている歌手活動などについて伺いました。







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Q

栗林さんの就職活動について教えてください。

A

 就活は秋田県内のマスコミ関係と業種を決めていたので、在学中からNHK秋田放送局で制作のアルバイトをしていました。ほかにも、秘書検定にチャレンジしたり、音楽活動を行ったり。とにかくたくさんの経験を重ねながら、学生のうちに自分の強みとなるアピールポイントの構築に力を入れていました。
 また、企業説明会やインターンシップなどを行っていない会社には、自ら「企業訪問させてください!」と連絡し、足を運びました。自分の意欲を伝えれば多くの会社は招き入れてくれるもので、話を聞いたり、雰囲気を感じたり、持っていたイメージとの差異に気づいたりして、実際に働く社員の方々と触れ合うことは大きな学びになりました。
 練習も兼ねてさまざまな企業の面接を受け、夏までに内定を3社いただきました。そしていよいよ第一志望のマスコミ関係に挑もうとしたのですが、残念ながらその年に限ってことごとく採用枠がなかったんです。そこで、とりあえずは大学の事務職員をしながら翌年の既卒採用に切り替えたんですが、すぐに結婚や出産があって、マスコミ関係への就職は叶いませんでした。その後、出身地の美郷町に戻り、子育てしながら就職先を探しているときに、現在の職場に出会いました。

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Q

現在の仕事内容を教えてください。

A

 法人本部の事務職員として、職員の福利厚生の整備・管理、保険関係の受付、文書の作成、理事会・評議員会関連の業務など、総務関係の仕事をしています。昨年の春までは、利用者さんをお世話する支援員だったので、『利用者さんのため』の業務でした。そして現在は『職員が業務を円滑に行うためのサポート』が主な仕事です。上司にはいつも「利用者さんが快適に過ごすためには、まず職員が楽しく働けることが最も重要だ」と言われているので、その環境づくりを全力でサポートしていきたいと思っています。ちなみに、今も利用者さんとはよく挨拶したり、声をかけて世間話をしたりしていますね。

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Q

仕事のやりがいを感じるときはどんなときですか?

A

 以前の支援員時代もそうですが、私は人のために仕事をしているので「ありがとう」と言われる機会が多く、その瞬間に一番やりがいを感じます。
 つい先日も育児休暇明けの職員のサポートをする機会があったのですが、その職員の不安や悩みを聞いた上で、解決策となる制度や対応の仕方をお話ししました。当法人は女性職員が多いので、女性には特に不安なく快適に働いてほしいと思っていますし、どんな立場であってもそれぞれの方に寄り添った、丁寧な業務ができるよう心掛けていきたいですね。それにはたくさんの知識と経験も必要なので、これからもっと勉強していくつもりです。

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Q

職場におけるライフサポートについて教えてください。

A

 当法人は仕事と子育ての両立支援に取り組んでいる企業として、厚生労働省が認定する「くるみん認定」を受けています。産休・育休の取得率は100%で、男性も育児休暇を取得しやすい職場づくりに取り組んでいます。また、育児時短勤務や子どもの看護休暇・育児目的休暇などの取得も可能で、「脱少子化モデル企業」として仕事と家庭の両立を支援する取り組みも数多く行っています。
 また、施設長や施設補佐など、男女分け隔てなく管理職を目指すことができます。福利厚生が充実しており、出産も介護も安心してできる職場なので、女性にとっては長く安心して働ける環境だと思います。

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Q

プライベートはどのように過ごしていますか?

A

 実は私、仕事と育児の傍ら、歌手活動をしていまして、週末はステージに立っていることが多いですね。県内外のプロやアマチュアの方々とコラボしてライブをしたり、今はコロナ禍なので、オンラインで歌を皆さんにお届けするような活動を行ったりしています。ずっと続けてきた歌手活動も、音楽を通して聴いてくれる人と繋がれる方法の一つ。私のライフワークになっています。
 あとは子どもの大会の引率や、カフェ巡りなどをして過ごしています。最近は県内のさまざまな場所へ出かけていますが、その風景の美しさや食べ物のおいしさに感動することが多いですね。今暮らしている秋田の素晴らしさを再認識しながら、プライベートを楽しんでいます。

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Q

就職活動を行う学生の皆さんにメッセージ

A

 秋田では就職が厳しいと思っている学生の方もいると思いますが、しっかりと準備して臨めば、ハードルが高いわけではないと思います。学生時代にやるべきことはたくさんあります。将来のビジョンをしっかり描くこと、自分の引き出しを増やすこと、情報を集めて準備を怠らないこと、そして秋田で楽しそうに働く大人に話を聞きに行くこと。そうやって臨めば自分の夢もきっと叶うものだと、私は信じています。
 また、福祉関係の仕事は自分にはできないと思われがちですが、そんなことはありません。兄が福祉関係の仕事をしていたのですが、毎日とても楽しそうで、そんな姿を見ているうちに私も心惹かれて、この世界に飛び込みました。資格も何もありませんでしたが、働きながら無事取得できましたし、何よりここまで人の人生に深く関わることのできる職業はないと思っています。興味のある方はぜひ考えてみてくださいね。




プロフィール

栗林 聡子(くりばやし さとこ)

美郷町出身。秋田大学 教育文化学部 国際言語文化課程卒業。2013年、社会福祉法人 水交会に支援員として採用され、現在は法人本部の事務職員として従事。ダブルワークとして歌手活動を行っており、休日はステージに立って観客を魅了している。

社会福祉法人 水交会
〒014-1413
秋田県大仙市角間川町字町頭98番地
http://suikoukai.or.jp/

また、企業説明会やインターンシップなどを行っていない会社には、自ら「企業訪問させてください!」と連絡し、足を運びました。自分の意欲を伝えれば多くの会社は招き入れてくれるもので、話を聞いたり、雰囲気を感じたり、持っていたイメージとの差異に気づいたりして、実際に働く社員の方々と触れ合うことは大きな学びになりました。
 練習も兼ねてさまざまな企業の面接を受け、夏までに内定を3社いただきました。そしていよいよ第一志望のマスコミ関係に挑もうとしたのですが、残念ながらその年に限ってことごとく採用枠がなかったんです。そこで、とりあえずは大学の事務職員をしながら翌年の既卒採用に切り替えたんですが、すぐに結婚や出産があって、マスコミ関係への就職は叶いませんでした。その後、出身地の美郷町に戻り、子育てしながら就職先を探しているときに、現在の職場に出会いました