インタビュー
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職長 金持 健太郎 (かねもち けんたろう)
型枠大工の魅力を教えてください
社会人として初めて就職したのが現場監督の仕事でした。当時は、仕事の内容が全く分からない状況の中、さまざまな職種の職人さんたちに仕事を教わりながら、日々の仕事をこなしていました。
そんな中で「型枠大工」という仕事は、仕事の内容や成果が、コンクリートの出来栄えで評価されて返ってくるところに魅力を感じました。それで、現在の会社には、27歳のときに転職しました。
どのようなところがやりがいですか?
実際に型枠大工として働いてみると、奥が深く、平面上に描かれた図面を見て、立体的に且つコンクリートの完成形をいかにイメージできるかという創造性に頭を悩まされました。
しかし、考え悩んだ分だけの達成感が返ってきます。全く同じ建物はないので何歳になっても勉強ですが、ずっとやりがいが持てる仕事だと思います。一人前になるまでは確かに大変ですが、担い手不足の中、そうしたやりがいを後輩たちと一緒に共有していけたら最高だと思います。