インタビュー
「人事広報スタッフから技術スタッフに転身!!」
小林那月
出身校:秋田公立美術大学
入社のきっかけは?
学生時代は美術大学で、工芸品づくりやポスターのデザインなど、クリエイティブな分野に関わる経験を積んできました。それがとても楽しく、自分に合っていると感じていました。就職を考えたとき、真っ先に思い浮かんだのはデザイナー。「好きな仕事をして、生活ができたらいいな」と思い、さまざまな会社を見ていく中で魅力を感じたのがフジペンでした。塗装工事を手がける会社ですが、広報部門を初めて立ち上げると聞き、「できることがたくさんありそう」「自由に挑戦できるかもしれない」「未来を描いてカタチにすることは、モノづくりと似ているのではないか」――そう考え、当社への就職を決めました。
入社して不安なことはありますか?
私が苦戦している横で、職人さんたちは驚くほどのスピードで、しかも美しく仕上げていました。
ヘラに乗せるパテの量は常に一定、壁面に塗る厚みも均一。塗り終わった後の仕上がりも抜群です。そのうえ、私が悩んでいると、さりげなく「どうしたの?」と声をかけてくれたり、作業が終わった後に「次はここを塗ろう!」と思っていた場所を、ちょうどいい具合に残してくれていたり。駆け出しの私に対しても、気を配ってくれる姿に感動しました。
先輩社員の人たちの感想は?
あるとき職人さんと話をしたのですが、「オレの時代は完全に“見て覚えろ、盗め”で辛かったなあ。若い子たちにはそんなことをさせたくない」その言葉に、気遣いが伝わってきて、うれしくなりました。今でも困ることや悩むことはたくさんありますが、そのたびにすぐ質問しています。一つの疑問に対して、10以上の知識やコツを教えてくれます。そんな皆さんともっと一緒に働きたい――心からそう思います。
今後の抱負は?
これからも技術を吸収し続けたい。当社には大規模な案件がまだまだあります。規模が大きいということは、塗るチャンスがたくさんあるということ。工場、橋、道路など、いろいろな現場に携わって、少しでもうまくなりたいです。
企業の方からのメッセージ
藤井龍太郎
技術と伝統を受け継ぎながら地域を代表する塗装会社へ
弊社は、創業1947年に始まり、70年を超えることができました。各官庁をはじめ、ゼネコン各社様、民間企業の皆様、個人のお客様に本当に数多くの施工をさせて頂いております。まずは、関係各位の皆様方のご支援の賜物であると、心から感謝を申し上げます。この70年の間に技術と伝統を受け継ぎながら、お客様には信頼と丁寧な仕事を築いて参りました。 会社の繁栄なくして、社員の幸せなし、その逆もです。私は、今後もこのことを念頭に置きながら社業に励んでまいります。 そして、建設労働者の担い手確保については、我社も同じ問題を抱えているわけではありますが、他社との比較で離職率の低さ、これは大きな強みであると考えています。だからこそ、確実に技術を継承し、有資格、叙勲、大臣表彰などの数々の表彰へとつながっていったのだと思います。最後になりますが、100年企業に向けて、社員一同これからも邁進してまいりますので、これからも(株)フジペンを宜しくお願い申し上げます。