株式会社アズマカンパニー

金さん

インタビュー

「効率のいい配車で仲間の身体への負担を減らす」

物流課 金さん

この仕事を選んだ理由は?

高校を卒業後、自衛隊に入隊しました。親が自衛隊をずいぶん気に入りまして(笑)、親の勧めで、ですね。自衛隊が厳しいのはわかっていたつもりでしたが、遊びにいくにも許可が必要だったりと制約が厳しく、当時は他の業種へのあこがれがありました。
もともと運転をすることが好きで、運転系の仕事、なおかつあまり遠くにいかない、一日で終わる仕事がいいなと思い、自衛隊内部の「自衛隊就職援護センター」から何社か紹介してもらいました。体を動かすのが好きなこと、県内配送であることなどから、一番はじめに受けたアズマカンパニーに入社を決めました。22歳の時ですね。

どんな仕事をしていますか?

入社してからずっと物流に携わっています。入社当時は先輩たちの髪型がみんなパンチパーマで怖くって「えらいところに来たなぁ!」と。当時は物流で一番若かったこともあり、先輩たちは厳しかったですね。
昔は配送先も多くて時間内に終わることができず残業もあったのですが、今は全社的に定時内で終わるように取り組んでいて、配車や作業の組み立てを見直し、部門内はもちろん会社全体で残業はなくなりました。

5年前から、具体的には商品の荷受け・お客さまから注文があった商品を集める・どんなスケジュールでどこに配送するかを決める配車・自社内の在庫管理など、管理業務を行うようになりました

インタビュー画像1:金さん

大変なことは?

自衛隊にいたので体力には自信があったのですが、取り扱う商品は重いもので30kgあり、入社した時はそれを2本担いでお客さまのところにおろす、これが時間がかかって、体力的にも大変でした(今はそのような事はないですけど)。
最初は「担ぐ」ということが出来ず、先輩たちはぽんぽん肩に担ぐんですが、自分は胸の前で両手で抱える方がラクで、「担いでラク」というのは本当に意味がわからなくて。今は担いだ方がラクです(笑)。
あと、トラックを運転するので冬は大変です。道路の混み具合やお客さまのところは除雪されていなかったりとか、夏のような時間では着けませんね。トラックはFRなのですぐに埋まっちゃいますし。

やりがいは何ですか?

配送の時はお客さまと触れ合い、「アズマさんは納品が丁寧だね」「言葉づかいが丁寧だね」「今もってきてくれてありがとう」と感謝のことばをいただけるのは嬉しかったですね。
今は管理業務がメインですので、入荷が倍以上になるお盆やクリスマスの繁忙期に、予測をして下準備をしてラックに荷物がうまく入ると「良かったなあ」と思います。
配車も、同じお客さまでも配送する荷物が日毎に違うので、そこでより効率よく配車ができるか、それがハマると「ああ、良かったなあ」と。
倉庫業務は他の人がすることも少なからずあるので、入荷が多いときでも所定の場所に置くことです。

インタビュー画像2:金さん

心がけていることは?

燃料も高騰しているので、配車のときには効率よく、台数を減らせるよう気をつけています。また、重いものを持つので、どうしても腰にくる仕事です。効率のいい配車をすることで、荷物の多いところには二人つけて配送ができます。そうやって会社の仲間の身体への負担が減らせるよう考え、みんなが働きやすい環境をつくっていくことです。 

挑戦していることは?

いままではパソコンと無縁でしたが、管理業務にはトラックの走行距離や燃費、年間の経費や昨年との比較などが必要です。今まで扱ったことがないのですこぶる難しいのですが、パソコン操作に挑戦しています。

未来の後輩へ!

「まずやってみる」
無理だとか出来ないとか言う前に、まずやってみることだと思います。もし失敗しても、それを自分の糧にしていければいいので。自分も「まずやってみる」という姿勢を持ってやっています!