株式会社タクミ電機工業

タクミ電撃リクルートマガジン 2024.3月号

サムネイル:タクミ電撃リクルートマガジン 2024.3月号

『タクミーズ先輩昇格審査中!亀仙人に学べ!』

 時が経つのは早いもので、昨春入社した23タクミーズ11名が入社してまもなく1年が経ちます!そんなタクミーズも今春、後輩タクミーズ9名を指導する先輩タクミーズとなってしまいます!(汗)

 そもそも日本のような先輩・後輩という概念は欧米にはありません。儒教の影響が根強く残る日本では、相手の年齢や立場に応じて呼び方や話し方を変えるのが一般的です。日本の先輩・後輩の文化は、儒教の五倫にある「長幼の序」に起源を持つとされています。長幼の序とは、単に年上の者を敬えということではなく年上の者は年下の者を慈しむものとされ、両者の間には秩序があるという教えです。長年、日本企業の主流であった年功序列という考え方もこの教えに裏付けられるのです。

 さて、狩猟、農耕時代から日本の社会を支えてきた先輩・後輩の協力関係ですが、昨今「フラットで風通しの良い職場」といった耳障りのいいフレーズが市民権を獲得しつつあり、先輩後輩という関係は古い悪しき慣習として見なされるケースが多くなりました。しかし、当社では上下関係を緩めフラットにするという安直な発想ではなく、お互いを尊重し、気持ちを通わせ、結果が出た時は全員で喜び、問題が発生した時は全員で考え解決するチームを目指します。それでは、当社が目指すチームにおける先輩・後輩とは一体どのような関係なのか。先輩昇格認定研修でタクミーズが提出したレポートから覗いてみたいと思います。

 

「献身的に後輩の面倒をみて、後輩がいつでも質問・相談できるよう近くで支えてあげられる先輩になりたい!」(T・S)

「常に自分の感情をコントロールしながら愛情深く指導し、後輩との温かみ溢れるコミュケーションに努め、自分が先輩やってもらって嬉しかったことを大切に再現し、相手に寄り添った指導ができる先輩になりたい!」(R・H)

「相手の立場になって考えられる先輩になりたい!」(F・K)

「自分から率先して後輩の成長につながるポジティブな思考や言動を心掛け、後輩の成長に必要なことをしっかりと伝えることができる先輩になりたい!」(G・C)

「まだ後輩から信頼・尊敬されるような知識、技量がないので、まずは後輩の半歩先くらいの距離感で試行錯誤しながら自分を磨く姿を見せられる先輩になりたい!」(K・S)

「失敗を恐れず様々なことにチャレンジする中で、失敗から多くを学び自分の成長に活かす前向きな姿勢を見せられる先輩になりたい!」(Y・T)

「相手の立場に立って物事を考え、後輩が何を感じ何に悩んでいるのか察知して適切なアドバイスやヒントを与えることで信頼される先輩になりたい!」(K・O)

 「声は大きいが冷静で、後輩を指導する時は建設的で分かりやすく伝えられる先輩になりたい!」(E・F)

「数年後、後輩が自立歩行できるよう一人一人に目をかけ、声をかけ、手をかけるなど人事として責任をもって現場と協力しながら指導していきたい。具体的には、自分の意見を一方的に押し付けるのではなく、後輩の意見にしっかりと耳を傾け、寄り添いつつ、後輩の頭に刺激を与えることでポテンシャルを引き出しパフォーマンスを最大化させる、また後輩の心に働きかけることで仕事やチームに対するモチベーションやエンゲージメントを発展的に持続させられる先輩になりたい!」(S・S)

「常に後輩のことを想い、自分がされて嬉しかったことをやってあげられるような先輩になりたい!」(H・T)

「常に気配りと気遣いを大切にし、知識や技能だけでなく後輩が躊躇なく話しかけられる親しみやすさを持ち、後輩が憧れるような先輩になりたい!」(K・I)

 

【亀仙人よりメッセージ】

『武術を学ぶことによって心身ともに健康となり、それによって生まれた余裕で人生をおもしろおかしく、はりきって過ごしてしまおうというものじゃ!ただし、不当な力で自分もしくは正しい人びとをおびやかそうという敵には、ズゴーンと一発かましたれ!さて、ここから昼メシまではお勉強タイムじゃ!カラダだけをいくら鍛えても一人前の武道家とは言えん。頭も修行せんとな!これまで習得した基本を生かし自分で考えて自分で拳法を学べ!』

 

 頭も体も心も鍛えて心身共に健康で、すこやかな人生を過ごす。見せびらかすためではなく、いざという時に自分や大切な人を守るために力を使う。そして自分で考えることの重要性をファンキーに説く亀仙人。明るく、強く、そして優しい悟空の魅力的な生き様は、亀仙人の教えがあってこそではないでしょうか。

 

検索

月別