タクミ電撃リクルートマガジン 2026.1.
男性の寿退社が増加傾向!?
新年を迎えた途端、例年稀に見る大雪でいつもより早めに出社して2時間ほど除雪作業した先からまた雪が降り積もる…の繰り返しで、絶望感に心病みそうになっている今日この頃です!
さて、仕事柄、学校にお邪魔して先生方とお話をする機会がありますが、そこで衝撃の事実を耳にしました!「最近の傾向として、男子生徒は地元志向が強く、女子生徒の方が県外就職を希望するケースが多くなっている・・・」これを裏付ける総務省統計局のデータが右表です。こちらの表は、都道府県別転入超過数を男女別に表したものです。マイナス表記は転入より転出が多い転出超過であることを表しています。秋田や岩手を見ると、男子の1.5倍ほどの女子が東京圏に流出していて、このままでは近い将来秋田と岩手から女子が姿を消し、独身男子が急増することが予想されます。
女子が関東圏に流出する理由は、次の4つだと報告されています。1つめは、「やりがいのあるやりたい仕事」が地方では見つからないことです。地方では女性が就ける職種や専門職の求人が限られていて、営業職を志望しても事務職やバックオフィスに回されてしまうケースがあるようです。2つめの理由は、地方に根強く残る「ジェンダーギャップ」への息苦しさです。「男性は仕事、女性は家庭」といった価値観、女性がお茶くみやコピーなど雑用を担当する男性中心の職場環境、育児休業を取得しにくい労働環境など時代錯誤で歪んだ環境に息苦しさを感じる女性が多いようです。3つめは、東京圏の「給与水準の高さ」です。国交省の調査データによれば、女性の平均賃金には大きな地域間格差があることが判明しています。東京や大阪などの大都市圏では全国平均を上回る一方、多くの地方では全国平均を下回り、生活水準最低ラインを下回る地域も存在しているそうです。この賃金格差は、経済的自立を目指す女性たちにとって無視できない現実といえます。女性にとって、都市部への移住は経済合理性を追求した選択となっているのかもしれません。最後の理由は、都市部が持つ「多様な選択肢」と「公平なチャンス」の存在です。ワークライフバランスを重視する昨今、ビジネスでもプライベートでも選択肢が圧倒的に多い都市圏は、若い女性たちにとって大きな魅力に映るものと考えられます。また、専門性を高めてキャリアアップするチャンスや多様な価値観を持つ人々と出会うチャンスが多いことも都市部ならではの魅力として挙げられており、自己成長や自己実現を目指す女性たちを引き寄せる強い要因になっていると考えられます。
実は、こういった潮流が様々なところに影響を及ぼし始めています。その一例が、寿退社です。寿退社といえば、かつては女性が結婚を理由に仕事を辞めるケースが一般的でしたが、現在は男性が退職するケースが特に地方で増えているといいます。
「東京の大手企業で働く彼女と結婚するので、結婚のタイミングで都市部へ移住します」
「妻の購入したマンションで新婚生活を始めるため、首都圏に引っ越して転職活動中です」
「妻が仕事に専念できる環境を整えてあげたいので、自分が寿退社することにしました」
この背景には、地方から上京する女性が増え、若い男性が地方で余り気味になる中、上京した女性と地方在住の男性がマッチングアプリで出会うケースが増加している点が挙げられるという。両者が結婚すると「産休・育休明けの復職も見据え、生涯の世帯所得を落とさないためにどちらが転職する方が有利か」を合理的に検討し、地方で働く男性の方が寿退社を選択するケースが増えているそうです。男性までもが流出する事態に対し、自治体や企業は頭を抱えているかもしれませんが、個人レベルで見ると『家族としての最適解』を探しているのかもしれません。
地方ならではの魅力的な子育て環境を訴求すべくタクミでは、ご家族で秋田や岩手に移住してタクミに入社したご夫婦には、熊に遭遇できる古民家と軽トラを支給します!さらに、お子様の数だけ太陽光パネルを無償で設置!いや、それはあまり現実的ではない。それよりも最近人里に下りてくるクマを雇用することを本気で検討した方がいいかもしれない(泣)