自己分析、本当に大丈夫?
どうも、丸大機工(株) 総務課 櫻庭です。
時期的にかなり遅い話題ではありますが、自己分析について書いていきます。
実際、まだ自己分析ができていない方は少ないと思います。
しかしながら、就活が上手く進んでいない方は今一度、自己分析の見直しをしてみるのはいかがでしょうか?
自己分析とはいえ、自分を多角的に見る為には、自分一人では非常に困難です。
家族や親戚、大学の友達や高校の友達等、なるべく多くの人から自分のイメージやどんな場面でどんな事をしていたのが印象的だっただとか、自分の話をしてもらうと良いでしょう。
私自身、自己分析は自分で行わず、家族や友人は勿論、バイト先の方達にも話を聞いて、そのエピソードや印象を繋いで自己分析を行い、自己PRにも反映させていました。
各セミナーでよく言われている事だとは思いますが、人から自分について話してもらうのが一番早くて正確な情報を得られます。
そして、自分が思っていた自分との誤差や、意図しない伝わり方があったりと、様々な発見が得られると思います。
もし、全く誤差がなかったという方がいらっしゃれば、それはそれで、自分を多角的に、客観視することが出来るという長所を確認できます。
そして、多くの話を聞いて集めた情報を全てリフレーミングしましょう。
どんな言葉や経験も、ポジティブな捉え方や言葉にする事が大切です。
一時的にはネガティブになる事があっても、その経験を前向きに捉えて現在に活かしている。
このプロセスが自己分析から現在の自己PRに繋げるうえで大切になります。
そして、短所について聞かれた際にも、リフレーミングした自己分析は役に立ちます。
短所を聞かれて本当に短所のまま伝えて終わってしまっては、印象は良くありません。
短所を問われても、最終的にはポジティブな内容で終える事が大切です。
「消極的な面がある」を短所として挙げるのならば、「ミスの無いように慎重に物事に取り組む事が得意」等、伝え方を選びましょう。
事前に自己分析でリフレーミングしていれば、難しい事ではありません。
自分の事について話すのですから、面接対策を全て文章で決めて準備するよりも、性格やエピソード等を要素・パーツとして頭の中に準備し、質問に対してどんな事を伝えたいか、どんな答えが一番近いかを選ぶ練習をしておけば、答える事は可能です。
そして、質問に対して少し角度の違う答えになりそうな場合には、質問の方向性を少し変える言葉を前置きしてから話すと良いでしょう。
「ご質問の内容とは少々異なりますが・・・」、「ご質問の答えになるか分かりませんが・・・」等を前置きする事で、自分でも答えに少しズレがあると分かったうえで話している事を伝えられます。
会話が苦手な方や緊張しやすい方ですと、臨機応変に対応するのが難しい方もいると思います。
その場合は必ず聞かれる事や話す事は文章としてある程度覚えていただいて、珍しい経験・資格等を自己PRに盛り込む事で、その後の質問を誘導する事も出来ます。
自分が話しやすいようにするにはどんな自己PRが良いのか、答えやすい質問に持ち込むにはどうしたら良いか等、必ずそうなるとは限らないですが、相手の質問も含めて計画を立てて自己分析・自己PRを考えてみたらいかがでしょうか?