あなたの経験について聞く理由
どうも、丸大機工(株) 櫻庭です。
今月は小学生の職場見学会や公共事業でオンライン説明会等の対応があり、とてもバタバタとした1ヶ月になる予感がしています(笑)
さて今回は、大学生活中の経験を聞く理由は何なのかという点について書いていきます。
面接の中でも鉄板ネタなので、答える内容を考えておきがちな質問だと思います。
この質問は、切り口を少し絞った、「失敗した経験はありましたか?」だとか、バイトや部活の話の中で、「何か難しく感じた事等ありましたか?」といった話の流れで聞かれるケースもあり、入り口は様々です。
面接時に話す内容はあれもこれもと、情報を詰め込みすぎずに狭く深くした方が、話が散らばらずにまとまりやすいと思います。
趣味が多い人や、いろんな経験をした人は、ある程度テーマをいくつかに絞り込んで考えましょう。
会社側がこの質問で聞きたい事は、どんな事をどんな立場・役割で、どんな取り組みをして、その結果になったのかという、計画性や実行力、そしてその結果に対するプロセスをきちんと理解しているかという事です。
社会人として働くうえで、計画性は必要不可欠です。
仕事の優先順位を考え、きちんと計画を立てて業務に取り組むことは、どのような業界・職種だとしても必要な要素です。
そして、プロセスを理解している事は、成功・失敗した際の原因を分析し、同じ失敗を二度としない力であり、継続的に間違いなく実行し続けるうえで大切な要素となります。
また、している事の意味や背景を理解する力にも共通する部分があると考えられます。
これらの要素は、仕事をする上で非常に大切であり、自分自身は勿論、後に後輩・部下への指導する力を持っているかを確認できる質問になっています。
全てを完璧にする必要はありませんが、自分が一番話しやすい内容で、ハキハキと簡潔にまとめて伝える事で、能力・要素以前に好印象を与えることが出来ます。
全てに完璧に答える必要はないので、苦手な質問の場合は短くまとめて答えて、面接をどんどん進めていきましょう
webでの説明会や面接と、なかなか生で雰囲気を感じる事が難しい状況が続いていますが、できる事を全力でやって、就職活動を乗り切っていただきたいと思います。