楽器のヤマハの完全子会社です。主にピアノの部材を製作しています。製材、乾燥、木取、加工を強みとして、購入しやすい価格で品質のよいピアノ作りに貢献しています。
弊社製品の重要な部品をご紹介します。
まずはグランドピアノを支える3本の脚、脚柱です。
ヤマハの日本製グランドピアノその全てにわたしたちが製造した脚柱が使われています。わたしたちは、長年に渡って培ってきた、木材品質の良し悪しを見極める厳しい目利き、環境変化で動いてしまう木材を動き難くする木材乾燥技術、木材を高い精度で加工する匠の腕によって木材を使いこなし、高品質なピアノ木工部材を供給し続けることで、文字通りヤマハのピアノを支えています。
他にも、ピアノの最も目立つ部分である側板になる素材(挽板:5mm程度の薄い板)も作っています。長く幅の広い板を貼り合わせて成形しますが、長く広い厚みの薄い板を一定の厚さで製品にする、接着に加えて削りの技術も持っている会社です。
他にもピアノアクションの部材やピアノ内部で見えにくいですが、強度を高める部材を多数作っています。
当社で加工した木材部材は、定価1,190万円~2,310万円の価格帯のヤマハピアノの最高級モデルである『CF Series』『CFX』にも使用されています。木材部材のわずかな品質の差が音に大きな影響を及ぼすため、『CF Series』『CFX』に使用をされるという事は当社の木材を扱う技術力の高さの現れとなります。
弊社でのご活躍の場は、木工加工職場での作業、ボイラー作業、事務所での生産管理や経理、施設担当等多岐にわたり、希望の職種を伺って、実のある就職活動になれば良いなと考えています。
特に木工職場は人の経験がなせる技で適正な品質と価格を実現しています。インターネットでは調べきれない木材を扱うノウハウに興味のある方、そのノウハウを技術に落とし込んで高い技能の技術化を進めてみたい方など、高い意欲のある方も大歓迎です。
- 有休取得率高
- 平均残業時間20時間以内
- 福利厚生充実
- 産休・育児休暇取得実績有
- 資格取得支援制度有
業種 | 製造業 |
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事業内容 | わたしたちは、1950年に秋田県産の杉・ブナ材の製材販売に始まり、それから程なくしてヤマハや家具メーカーへの木工部材供給を開始、約70年超に渡って木工部材を製造・供給してきた木工加工のエキスパートです。1988年にヤマハグループの一員となって以降、加工の質を高め、ピアノだけでなくマリンバ・ギター等の部材製造も開始。今日、計14樹種・約900品番の楽器木工部材をヤマハへ供給しています。 |
電話番号 | 0186-75-2031 |
FAX番号 | 0186-75-2416 |
創立年月日 | 1950年9月1日 |
資本金 | 9000万円 |
従業員数 | 57名 |
売上高 | 8億836万円(2023年度) |
代表者名 | 髙田素樹 |
事業所本社住所 | 秋田県北秋田市小又字堂ノ下44-3 |
沿革 | 1950年 創業 桜庭製材所 1964年 桜庭木材株式会社に改組 1985年 日本楽器 2,000万円増資、経営参加 1987年 日本楽器製造(ニチガク)→ヤマハへ社名変更 1988年 ヤマハ 100%株式取得、資本金9,000万円 2024年 4月 ヤマハミュージッククラフト秋田に社名変更 |
平均年齢 | 52歳 |
その他の特徴 | 親会社であるヤマハ株式会社と密に連絡を取り合い、従業員の働きがいを高める施策に取り組んでいます。家庭の事業などを加味しながら会社で仕事に打ち込める環境を目指していきます。 |
企業担当者からのメッセージ | 2024年4月に社名変更があり、2025年度には工場建屋の新築も計画しています。今後更に、従業員とともに良い会社を作り、いい製品を適正な価格で作りたいと考えています。 地元で就職を考えている方、製造業や音楽に興味のある方、ちょっと興味を持たれた方、木材のノウハウを技術に落とし込んでみたい方、どんな方でもウェルカムです。 わからないことがあれば、お気軽にお問合せ下さい。 よろしくお願いします。 |