株式会社むつみワールド

東京の専門学校に進学する前から、就職は秋田でしたいと考えていました。実際に東京で暮らして、より秋田での就職希望は強くなりました。それは両親が秋田での就職を望んでいて、私もそれを叶えてあげたいと思ったからです。また、就職してから東京で暮らしていくイメージが沸かなかったという理由もあります。学生であれば東京は楽しいかもしれませんが、社会人として暮らすのはやはり秋田の方が良いと感じています。

私は東京の専門学校で設計の勉強をしています。将来は、学んだことを活かし、設計の仕事をしたいと考えています。今回、インターンシップ受入企業で設計の仕事ができるむつみワールドさんを選びました。何社か候補はありましたが、不動産関係の仕事をしている両親から「むつみワールドさんが良い」と強く勧められたため、むつみワールドさんを希望しました。

印象に残ったことは、アパートのオーナー様への訪問同行です。普段から取引のあるアパートのオーナー様を訪問し、世間話をしながら困ったことや要望などをお聞きしていました。オーナー様からの信頼が第一の仕事ですし、オーナー様とのお話の中で改善すべき点なども気づくことができ、オーナー様を訪問するということは、すごく重要な仕事だなと感じました。

インターンシップ中に体験させていただいたグループワークに「紹介営業」というものがあります。これは、相手に自分の長所を１０分間話をして、途中話が途切れてしまったら、聞き手が質問してあげて、１０分間話を持たせます。そして、最後に聞き手が話し手の話をまとめるというワークでした。私は人に質問したり、聞いた話を膨らませたりすることが苦手だったので、すごく参考になりました。また、このワークはビジネスの相手のニーズを引き出したり、信頼関係を築くことにすごく役立つと感じました。

専門学校で勉強している設計の仕事は、単純に家を設計するといことだけではなく、福祉や主婦の家事動線を重視して設計するなど、さまざまなやり方があることに魅力を感じています。

　今回のインターンシップで建設作業中の住宅を見学し、設計士さんの考え方がよくわかりました。学校では完成した住宅を見ることはありますが、今回建設中の作業現場を見学することで、実際の現場で働いている人の目線を勉強することができました。

専門学校は４年制大学に比べて、インターンシップを体験できる期間が短いので、早めにインターンシップの情報収集や申込をしておけばよかったと感じました。特に、秋田県外に住んでいる人が県内でのインターンシップを希望する場合は、情報収集など周りよりも早く始めた方がよいと思います。