株式会社秋田住宅流通センター 

  板垣 亨依

インタビュー

「秋田のことがもっと知りたい」

賃貸営業部   板垣 亨依

出身校:東北学院大学

入社して約3ヶ月。今の業務を教えてください。

まずは物件を覚えるところから始めています。空室に行って、写真を撮ったり、設備に変更がないか確認したりしています。電話対応もしています。写真撮影は少しずつ慣れてきてうまく取れるようになってきました。最初はうまく取っているつもりでも、ちょっと曲がっていたり、暗かったり。回数を重ねるごとにきれいに撮影できるようになってきました。動画も最初はグルグル回ってしまって、「見ていて酔う」と言われてしまった。今は、空室に入った時にどんな順で撮ろうか考えて、写真を撮っている間に構成を練っている。電話は先輩に聞きながらの対応が多いです。「確認します」で一旦保留にして、先輩に教えてもらいながら、自分でも調べながら対応。配属後すぐは、全部先輩に振ってしまっていたが、ちょっとずつ自分で対応できるようになってきたところ。先輩社員はみんな電話を取るのが早くて、取ろうと思っても、先輩がもう出ている。「取っていいんだよ」と声をかけてもらっていたけど、みんなが出るのが早すぎて取れない…。最近は反射神経がよくなってきたかな(笑)。

インタビュー画像1:  板垣 亨依

電話はどんな内容が多い?

夏が始まる今の時期だと「エアコンの具合が悪い」とか、少し前は「ツバメが巣を作っている」とか、最近は「家賃を少し待ってくれ」というのも何回か…。駐車場や部屋が空いているかの問い合わせも何件か受けた。一番対応に困ったのは、「どうしても家賃の支払いを延ばしてほしい」という内容の電話を取った時。店長は不在で、先輩社員に確認して折り返し連絡をする旨を伝えたが、うまく内容を伝えられなくて怒られてしまいました…。

インタビュー画像2:  板垣 亨依

県外大学進学後、秋田での就職。秋田を選んだ理由を教えてください。

仙台に行って、秋田のことを全然知らないと思ったのがきっかけ。「バナナボート」が大好きなんですが、仙台にはなくてビックリしました(笑)。別にバナナボートが食べたくて戻ってきたわけではないけど(笑)。ゴミも、秋田にいたときは黄色のゴミ袋にボンボン入れて出していたのが、仙台は細かな分別が必要だった。そんな些細なことも含めて、秋田のことをよくわかっていなくて、もっと知りたいと思って戻ってきました。知っているつもりではいたのに、地元のお祭りも全然知らないことが多かった。今までは、ただ参加していたものが、少し大人になったら運営に携わるようになって「こんなにお金かかるのか…」とか、「こんな意味があったのか」とか知っていくと、見方に変化が出てもっと興味が湧いてきた。当たり前だと思っていたことがそうではないと知った時に、知らないことに気づいた。バナナボートもそうだし、ゴミもそう(笑)。テレビを見ていても「秋田のおススメスポット」は全然知らない場所で「何それ?」というのも結構あった。18年間住んでいましたと言えないくらいの知らなさだった。
今は車があるので、休みの日にも出かけるようになりました。行きたいと思った場所はグーグルマップに印をつけて、あとで行こうと思っている。たけや製パンの工場売店とか、滝とか、なまはげ館、干拓博物館…、いっぱい行きたい場所がある。秋田に戻ってきてからは、土崎の「みなと歴史伝承館」に行きました。地元で場所は近いのに1回も入ったことがなくて…。春は桜を見にも行きました。井川の国花苑とか。いろいろ行ってみて、一番よかったのはセリオン。自分が思っていたセリオンは下の建物内で水が流れていたイメージだったけど、しばらくぶりに行ったら全く変わっていて…。人がいなかったので、友人と砂遊びをして帰ってきました(笑)。友人には「なんで帰って来たの?」とよく聞かれるけど、「なんで出て行くの?」って(笑)。

社会人として生活を始めて、変化はありましたか?

規則正しくなりました。最近は0時まで起きていることがほとんどなくて、早ければ22時前には寝ちゃう。朝は苦手なので、起きるのが7時ころ。休みの日でもほぼ同じ時間に起きる。学生の時は12時過ぎに起きるのが当たり前だったのに、どんなに遅くても9時には起きる。全然違う…(笑)。朝ごはんも、前は食べたらお昼だったので1日2食だったけど、今は3食しっかり食べるし、お菓子もプラス(笑)。ちゃんと「人間」している感じがします(笑)。

インタビュー画像3:  板垣 亨依

なんで不動産業に興味を持ったの?

街を知ることができると思ったこと。特に当社は地元に根付いているので、その観点からも街をよく知ることができると思った。この業界で意外に感じたのは、定時で帰ることができること。もっと仕事の時間が長いかと思っていた。それに連勤が長くない。自分でシフト休を決めることができるので、2~4日行って1日休みとか。ちょっと行けばまた休み、も意外でした。仕事は、平日毎日行って、土日に休むイメージを持っていたので。平日休みは、官公庁や銀行にも行きやすい。ただ、友人とは休みが合いにくい部分もある。

インタビュー画像4:  板垣 亨依

仕事をしてみて感じる成長は?

運転技術の向上。細い道路で「これは行けない!」というのが感覚的にわかるようになった。連休で長距離を運転したこともあって、慣れてきた。道を覚えるために、休日は遠回りをしたり。仕事中でも、パン屋さんを発見したり、この道はここに繋がっていたのかと知ったり。

初めての給料の使い道は?

支払いに…。本当は家族とごはんに行って「出すよ!」って言っていたのに、延期、延期で未だに行けていない(笑)。そろそろかな…。お金の使い方としては、残高を気にするようになりました。学生の頃は「今使えればいいか」と思っていたものが、こまめに通帳を見て「ヤバいかも」って思ったら節約しようって。「このくらい残っているなら買えるかな」って計算するようになりました。節約術としては…、実家に寄って、自分の買い物も一緒に済ませちゃう(笑)。

インタビュー画像5:  板垣 亨依

今後に向けては?

まずは紹介する物件をしっかり覚える。わからないことがあってもオドオドしないで、堂々と「確認してきます」と言えるようになる。先輩社員や店長の難しい話も、どんなことを話しているのか聞いてみることで話がつながることもある。知識になっていくと思うので、耳を立てて、目を凝らして頑張りたい。

インタビュー画像6:  板垣 亨依

学生さんにメッセージを!

自分としては、もう少し旅行に行けばよかった。海外とか。学生で長期間の休みがあるうちに、たくさん出かけてほしい!

1日の仕事の流れ

8:50 出社、店内清掃
9:00 事務作業・メール確認
9:30 開店
10:00 物件案内、契約手続き、空室点検・写真撮影、物件資料作成
12:00 休憩
13:00 物件案内、契約手続き、空室点検・写真撮影、物件資料作成
17:00 閉店  事務作業、翌日の準備
18:00 退社

企業の方からのメッセージ

写真:代表取締役社長 北嶋 暢哉

代表取締役社長 北嶋 暢哉

管理戸数 秋田№1!!
感謝を忘れず「人と人、人と街を結ぶ」

 人と人、人と街を結ぶ会社として、人々の暮らしを支え、より快適な住空間を提供し続ける企業でありたいというのが、弊社の創業以来の原点です。そして、秋田で「暮らす」、秋田を「楽しむ」、秋田で「働く」をキーワードに、「ありがとう」があふれる喜びを追及しています。
 日本は、世界一高齢化が進んだ国と言われています。秋田県は特に高齢化が深刻です。貴重な高齢者データは、主要IT企業では分析できないデータの一つ。それは資産背景、事業承継計画、家族情報など、直接面談しなければ得られない情報です。そのデータの宝庫が弊社の事業基盤ですので、社員全員が資産のコンサルタント、資産管理のプロを目指しています。
 お客様はもちろん、社員も含め弊社の成長を支えてくださっている多くの方々に対して、常に感謝の気持ちを忘れない企業でありたいと努めています。楽しい暮らしの提案を通し、共に感動をつかみ取りましょう!