株式会社秋田住宅流通センター 

  田口 恵梨

インタビュー

「「人とかかわることが増えた」これが学生時代との一番の違い」

賃貸営業部   田口 恵梨

出身校:東北学院大学

入社して半年。現在担当している業務の内容を教えてください。

 お部屋探しのお手伝い、空室の写真撮影、賃貸物件の入居者募集用資料作成、解約時の事務手続きが主な業務です。
 お部屋探しで来店される方は、今の時期(11月)だと1日に3~4人。ネット反響で来店されるお客さまが多いです。来客対応のない時間は、空室の写真撮影に行きます。午前中だけで4部屋の撮影ができるようになりました。写真撮影のほかに、動画撮影や360度パノラマ写真撮影も行います。撮影したデータは、店舗に戻ってからシステムに取り込んで、物件資料の差し替えをしていきます。
 解約事務手続きは、今は1日1~2件程度です。お客さまからの通知を受けて、システム上の処理をして、オーナー様に解約の旨を連絡します。今後の募集内容が決定したら、募集を開始します。

楽しい業務、苦戦した業務を教えてください。

 物件の案内に行くのが楽しいです。お客さまと直接話ができるから。立地や間取りなど、お客様それぞれで希望の条件が異なります。先日は、「とにかくキッチンのシングルレバーが最優先」というお客さまがいらっしゃいました。
 苦戦したのは、物件をご案内してもその場で決めてもらえず、返事を先延ばしにされてしまっていたことです。中にはそのまま連絡が取れなくなるお客さまもいました。店舗の先輩にそのことを相談したら、「こう言われたら、こう切り返す」といったマニュアルをもらいました。その内容に沿って接客をしていくうちに、徐々に成約率が上がりました。

インタビュー画像1:  田口 恵梨

県外の大学へ進学してのAターン。秋田に戻るきっかけや決め手がありましたか?

就活を始めたときに「秋田に戻る」ことだけを考えていました。仙台での生活は楽しかったけど、個人的には都会すぎ。人も多かったし…。慣れた土地での生活は安心だし、なにより家族が近くにいる。

社会人となり、学生時代との一番の違いは何ですか?

 関わる人が増えました。学生時代はコロナの流行もあり、授業のほとんどがオンラインでした。友人をつくる機会もあまりなく、年の差がある人との関りがほとんどありませんでした。アルバイトをしていましたが、若い人が多く来店していたので、同年代との関りが多かった。
 初めのうちは、「年の離れた人とは話が合わないのではないか」「話しづらいのではないか」といった思い込みがありましたが、やってみると全然そんなことはありませんでした。話題に困ることもなく、話を聞くのがとても楽しいです。話す際の言葉遣いにもより気を付けるようになりました。

インタビュー画像2:  田口 恵梨

入社後のギャップはありましたか?

 学生は自由に時間が使えるのに対して、社会人はもっと時間に縛られるものだと思っていました。今は、自分で仕事をして稼いだ金でできることが増えて充実しています。学生時代は、アルバイトの給料と実家からの仕送りで生活しており、その中で遊びに行くことにお金を使うのにためらいが生じたこともありました。初めてもらった給料で、GWに旅行に出かけました。
 しかし、1日8時間×週に5日間働くことの難しさも同時に感じました。当たり前の、「朝起きて、夜寝る」の生活に慣れるまでは大変でした。高校・短大・専門学校の卒業と同時に仕事をしてきた先輩社会人をすごいと思いました。自分が遊んで過ごしてきた時間に、すでにこの生活を保っていたなんて…。

成長したと実感している部分を教えてください。

 周りを見て動けるようになりました。自分の業務を優先・自分のことだけやるのではなく、周りの状況を見て行動するように心がけています。
 業務としては、設備の知識がついてきたことで、お客さまへの説明がうまくできるようになってきました。最初のうちは、伝えなければいけないことだけが頭にあり、お客さまにお部屋を決めてもらうための言葉が抜けることが多かった。今は、自分の言葉でしっかりとおすすめのポイントをご紹介できるようになりました。

インタビュー画像3:  田口 恵梨

秋田住宅流通センターの好きなところは?

 人とのかかわりが多いところです。お客さまはもちろん、職員間の関係も良好です。年の近い先輩社員が多いので、わからないことがあっても聞きやすいし、相談しやすい環境です。不安や心配なことがあっても、同期をはじめとして共有できる人がいるのは心強いです。

今後の目標を教えてください。

 自分のことだけではなく後輩や周りのことをよく気にかけることができる社員になりたいです。これまで悩んできたことをプラスに代えて、どんどん契約を取れるようになりたいし、求められているものを的確につかみ、お客様の理想に近い物件を紹介していきたいです。3年くらいはかかるかな…?

インタビュー画像4:  田口 恵梨

1日の仕事の流れ

8:50 出社、店内清掃
9:00 事務作業・メール確認
9:30 開店
10:00 物件案内、契約手続き、空室点検・写真撮影、物件資料作成
12:00 休憩
13:00 物件案内、契約手続き、空室点検・写真撮影、物件資料作成
17:00 閉店  事務作業、翌日の準備
18:00 退社

企業の方からのメッセージ

写真:代表取締役社長 北嶋 暢哉

代表取締役社長 北嶋 暢哉

管理戸数 秋田№1!!
感謝を忘れず「人と人、人と街を結ぶ」

 人と人、人と街を結ぶ会社として、人々の暮らしを支え、より快適な住空間を提供し続ける企業でありたいというのが、弊社の創業以来の原点です。そして、秋田で「暮らす」、秋田を「楽しむ」、秋田で「働く」をキーワードに、「ありがとう」があふれる喜びを追及しています。
 日本は、世界一高齢化が進んだ国と言われています。秋田県は特に高齢化が深刻です。貴重な高齢者データは、主要IT企業では分析できないデータの一つ。それは資産背景、事業承継計画、家族情報など、直接面談しなければ得られない情報です。そのデータの宝庫が弊社の事業基盤ですので、社員全員が資産のコンサルタント、資産管理のプロを目指しています。
 お客様はもちろん、社員も含め弊社の成長を支えてくださっている多くの方々に対して、常に感謝の気持ちを忘れない企業でありたいと努めています。楽しい暮らしの提案を通し、共に感動をつかみ取りましょう!