インタビュー
「企業にはいろいろな考えを持った人がいますが、みんな熱意をもって仕事に向き合っています。
自分らしさを大切にしつつ、人の気持ちも受け入れて、柔軟に成長していける意気込みをもってください!」
品質保証課 澤木美晴さん【入社3年目】
高専4年生の時に参加したインターンシップが入社を決めるきっかけに。
日本最大の合板メーカーとして森林を守り未来に繋いでいく役割を果たす。
秋田プライウッドのスケールの大きさが魅力。
どんな仕事をしていますか?
私が所属している品質保証課は、自社製品である、合板の品質をチェックすることが主な仕事内容です。私たちが製造している合板は、住宅の壁や床などに使われており、建物を建築するために欠かせないものです。
お客様の安心・安全のため、合板の強度や、接着力、ホルムアルデヒド放散量などがJAS規格を満たしているか日々検査しています。
今は、日々の仕事をしながら、木材のことや工場についての勉強もしています。品質を向上させるには、製造過程をしっかり把握しておくことが大切です。合板製造についての知識を深め、品質を向上させるアイディアを出せるよう努力を重ねていきたいです。
入社前のことを教えてください。
学生時代は、秋田工業高等専門学校の創造システム工学科・物質生物系で物質の化合のしくみや反応について学びました。高専4年生からは研究室に所属し、セルロース系の材料を開発するため、毎日実験に取り組んでいました。
勉強や部活動など、大忙しの学生生活でしたが、球技大会や、文化祭といった楽しいイベントが盛りだくさんで充実した5年間を過ごせました。
【写真】入社式では新入社員を代表して謝辞を述べました
入社のきっかけはどんなことでしたか?
地元に秋田プライウッドの工場があったため、近所の会社として知っていましたが、高専4年生の時に参加したインターンシップが入社を決める1番のきっかけとなりました。
工場の中に入ると、機械の大きさ、丸太の数、そして何より、次々と出来上がっていく合板の多さに圧倒されました。それもそのはず。秋田プライウッドの合板生産量は日本一です。私の住んでいる地域に、こんなにも大きなスケールの会社があったなんて!と、驚きの連続でした。
工場のほかにも、森林事業部での木の伐採や苗木の育成、合板の製造工程で出た木くずや廃材を利用した発電部門のバイオマス発電なども見学させていただきました。
木を余すところなく使い、苗を育てることや、森林の管理をすることで、秋田県の森林を守り未来に繋いでいけることにひかれ、ここで働きたいと思いました。
秋田で働く理由を教えてください。
都会で暮らすことに憧れを持ったこともありますが、水も空気も澄んでいて、地域の人たちとのつながりも深い、のどかな田舎暮らしの方が、私の性格に合っていると感じます。
秋田県は自然豊かで、都会にはない温かさを持っています。便利さでは都会にかないませんが景色の綺麗さとごはんのおいしさでは負けません。そんな秋田県で、これからも暮らしていきたいです。
今後の目標を教えてください。
私の上司や、先輩たちは、分からないことを質問すると、なんでも丁寧に教えてくれます。入社当初は、右も左も分からない状態でしたが根気強く教えてくれたおかげで、だんだんと仕事を覚えてきました。
また、製品の品質と向き合う姿勢も素晴らしく、問題点の原因解明や、品質向上のための試行錯誤を日々行っています。そんな姿を見ると、私も上司や先輩のような頼れる存在になりたいと強く思います。
私はまだまだ知識と経験が足りず、分からないことも多いですが、将来的には、会社の成長に貢献でき、みんなから信頼される社員になりたいです。
今はウッドマスター講習会や、ISO基礎講習会に参加するなど、木材のことや、品質のことについて、勉強を重ねています。
これからも、1つずつ仕事を覚えて経験を積み、努力を重ねていくつもりです。
就職活動中の方へ、アドバイスをお願いします。
秋田プライウッドは社員数が多く、いろいろな考えを持った人がいますが、みんな熱意をもって仕事に向き合っています。自分らしさを大切にしつつ、人の気持ちも受け入れて、柔軟に成長していける意気込みをもって入社してほしいと思います。
どんな企業に就職しても必ずその企業の強みがあるので、それを意識して行動することが自身の成長につながります。就職活動も自分の強みを全面に出せば必ず伝わると思います。今一度自分の強みを再確認して頑張ってください!