インタビュー
「 AターンOB紹介 」
きみまち営業所 藤田潤一(事務管理係長) 秋田港運事業所 佐藤浩二(主任・通関士)
どんな仕事をしていますか?
きみまち営業所
<藤田潤一>
当営業所には林業、運送、チップ製造の3つの部門があり、
それぞれの部門に対して事業における成果物の作成や運行・
整備管理、在庫管理などといった管理業務を行っています。
また、各部門における業務を手法の変更やシステム構築で
効率改善を図る生産技術に似たような業務も行っており幅広
く仕事をさせてもらっています。
入社のきっかけは?(秋田で働く理由)
鷹ノ巣高校(現:北鷹高校)を卒業してから県外の八戸工業大
学へ進学し、県外の企業へと一度就職しましたが、大学時代から
「最終的には秋田に帰るんだ」と思っていました。
その中で実家から通勤できて、多少の経験があった事務系の求
人があったのを見かけ応募したところ採用が決まり入社しました。
仕事のやりがいはどんな時に感じますか?
当社は総合物流企業として多種多様な業務を取り扱っています。
それに伴い管理すべき点も多種多様で新規案件の発生もあること
から一から物事を作り上げていったり日々違うことに取組んでい
けることにやりがいを感じています。
当社へ就職を希望する後輩へのメッセージ
当社は業界未経験者が多くいますが、指導や教育が充実
しているので皆が短期間で担当する業務を修得していきま
す。やる気があれば何の心配もありません。
職場の雰囲気も和気あいあいとしていて働く環境として
は非常に良い所だと思います。
私たちと一緒に地域社会から信頼される企業、そして、
グローバル社会に対応できる総合物流企業を目指していき
ましょう。
どんな仕事をしていますか?
秋田港運事業所
<佐藤浩二>
通関という業務をしております。
輸出入者(商社等)に代わり輸出入時のさまざまな手続き
を税関との間で行うのが通関の仕事です。
税関長の許可を受けて通関業を営む者(会社)のことを通関
業者といいます。輸出入申告手続きは非常に煩雑で、法律等
の専門知識が必要とされます。
通関業務で「HSコードを分類する」という作業があります。
輸出入する物品には国際条約に基づいて定められたHSコード
という固有分類番号があります。関税を決めるために欠かせ
ない番号です。
輸出や輸入対象となる商品は星の数ほどあり、その製品が
一体何であるのかHSコードを分類するのは容易ではありません。
どの分類のものか分からないと関税を決めることもままな
らず貿易上支障をきたすことになります。HSコード分類はと
ても難しく、いつも悩まされてます。
入社のきっかけは?(秋田で働く理由)
東京では現在と同じ職種の仕事しておりました。
兄姉みんな東京にいて「いつかは秋田に帰らないと」と
思っていた時、家庭の事情で秋田に帰らないといけなくな
り秋田に戻ってきました。
正直戻ってくるのは嫌々でしたが、秋田に帰ってきて結婚
でき子供も産まれたので良かったのかなと思っています。
能代運輸で働きたいと思ったきっかけは、能代運輸のHPに
米殻検査員という農水省認定の公認検査員が生産された米に
ついて品位及び成分等を検査している写真を見て「自分もお米
の検査員」になりたいと思い能代運輸を選びました。
ですが、今でも米穀検査員にはなれていません。。
いつか取得できるよう頑張ります!
仕事のやりがいはどんな時に感じますか?
通関はデスクワークだけではありません。申告後、税関
検査となり寒い中貨物をコンテナから出し、税関が貨物を
確認をする検査で長時間対応する時もあります。
検査が大変だったり、申告するまで苦労した貨物が許可
になった時は安堵します。
1つの案件にはたくさんの部門・人が関わり、時には協
力し合い、それぞれが業務に責任を持って仕事をしていま
す。それぞれが責務を果たし、チームワークで依頼された
仕事を無事にやり終えた時、お客様が満足していただけた
時は達成感と喜びを感じます。
お客様だけでなく同僚でも誰かを笑顔にさせることがで
きた時は嬉しいです。
当社へ就職を希望する後輩へのメッセージ
「貿易実務」というと専門的な知識がないとできない
のではないか?と思われるかもしれませんが、私は貿易
に関する知識がゼロの状態から通関業者で働き「通関士」
という国家資格を取得することができました。
能代運輸秋田港運事業所の社員には、貿易知識・経験が
なく入社し、仕事をしながら業務・知識を身に付けて活
躍している方が多いです。
能代運輸にはいろんな仕事がありますが新しいことに
チャレンジしてみようと思っている方には仕事がしやす
い環境だと思いますし、たくさんの先輩方がフォローし
てくれます。
何か始めることに遅いことはないと思います。人生い
つでも今日がスタートです!!