2.自分の得意分野を見つけよう
前回のブログでは私の経験則を踏まえまして「仕事なんて、何でもいいんだ」という物議を醸しだしそうなことを書きました(笑)。でも、決して投げやりなことを言っているのではありません。
「どんな仕事にも大きな価値があり、その価値を自身の力をもって推進させていくことで世の中に対して何を成し遂げるのかが大事なんだ」とお答えしているわけです。
ここで少し補足をさせて下さい。
どの仕事であっても世の中の役に立つことは間違いありません。しかしながら、それがあなたにとって得意なことであればあるほど、役に立つ総量が飛躍的に増加し、結果、同じ労力を用いても成果には大きな違いが出てきます。
世の中の役に立つ度合いが大きくなればなるほど多くの人から「ありがとう」と言ってもらえます。それが明日を生きる活力となり、やりがいとなり、あなたの居場所になります。時間を命ととらえるなら、同じ時間でより多くの成果、「ありがとう」をもらってほしいと思っています。
ゆえに、欲を言えば「得意分野を仕事にする」ということも考慮してほしいのです。
中学校や高校でのガイダンスなどで仕事について語る機会を頂いたとき、私は次のようにお答えしております。
「仕事とは、自分の得意分野で世の中の人を幸せにすることです。ですから、学生生活においては、自分の得意なことや時間を忘れて没頭できることを見つけることが大事です。そして考えましょう。どうすればそれ(得意なこと)を仕事にできるのか?を。どこの会社でできるのか?自分自身でやる(起業)にはどうすればいいのか?それがあなたの幸せにとって一番の近道です。
あなたの得意なことを必要としている人が必ずいます。自分が幸せになるためにしていることが世の中をも幸せにすることができる。仕事とはそんな魔法のような行為なのです。一生をかけるだけの価値が仕事には存在しているのです。だから、私は仕事が大好きです。仕事をしている人が大好きです。」
医者が偉くて、掃除のおばちゃんは偉くないなんて断じて思いません。断じてです。
自分の仕事の価値に気づき、その価値を生きがいとして仕事にとり組む人は圧倒的に輝き始めます。オーラが出ている人というのはそういう人です。
就職活動とは、自分が輝く場所を見つける活動です。だから「人」が重要だと思っています。
優先順位1位 一緒に働く仲間 優先順位2位 自分の得意分野
そんなことも考慮に入れて活動してみてはいかがでしょうか。じょうむ
※本ブログは、山瀬青果ホームページ内「スタッフブログ」にて掲載されているものの中から選定されたものに加筆・修正を加えているものです。