3.ワーク・ライフ・バランス
薄学の私には、どうもワークライフバランスという言葉に違和感があります。細かい定義は別として、世の中にイメージとしてあるのは、
①公(仕事)と私(私生活)をきっちり分けて
②私生活の充実によって、仕事のストレスを相殺しましょう!
ということではありませんか?仕事は悪者?(笑)
みなさんが「カッコいい!」とか「すごい!」と思える大人は、ワーク・ライフ・バランスをとっている人ですか?
私は、メジャーリーグの大谷選手を凄い人だと思います。彼は、野球の試合が終わったら「野球ばっかりやってられないよ」と言ってポテチ食べながら寝転がってテレビ見てますかね?
私は、将棋の藤井さんを凄い人だと思います。彼は、対局が終わったら「もう1か月も将棋漬けだから1か月休もう!」と言って、南国でバカンスを楽しんでるのでしょうか?
いや、実際にお会いしたことがないのでわかりませんが、違うと思います。野球の試合が終わったら次の試合に向けてその日の夜からストレッチや体のメンテナンス。ビデオを見てフォームのチェック、食事にも細心の注意を払う。
将棋の対局が終わったら、すぐに対局の反省に入り、また1手目から読み返す。それが終わったら、次の対局に向けてすぐさま相手の手筋の分析。そんな感じではないですかね。
もちろん、素質も大事な要素だと思います。でも、素質だけで大成などできません。かのエジソンも天才と言えども「99%の努力」が必要だと言っています。たゆまぬ努力が必要なのです。
そして、たゆまぬ努力を実現させるもの。それは、ワークとライフの”一体化”なのです。
寝食を忘れて没頭できるものがワークであり、ライフでもある。もう、バランスと言っている時点でズレているのでは?と思うわけです。
「楽しい仕事、やりがいのある仕事、充実した人生というものは、バランスの下ではなく、一体化の下に実現される」というのが私の持論です。
そして、その一体化を促進するものとして、
ブログ① 良い仲間が必要 ブログ② 自分の得意分野を見つけよう を掲げております。
ワークとライフが一体化しやすい会社・職業とは何か?就職活動では、それを意識することが大事かな?と思っています。
※当ブログは、山瀬青果HP内の「スタッフブログ」にて掲載されているもの中から選定されたものに加筆・修正を加えているものです。