山瀬青果株式会社

「違う」のであって「間違っているのではない」

人類がここまで繁栄できたのは、その多種多様性にあると言われます。みんながみんな金太郎飴のように同じであれば、一つの伝染病などで人類は滅びることになる。でも、幾多の病気、災害などに見舞われながらも生き延び、生態系の頂点に立てたのは「一人ひとりが違うから」が大きな要因であるようです。世の中には自分にそっくりな人が3人いるとも言われますが、その3人とて全く同じ人間ではありません。
そう、人は一人ひとり全員、例外なく「違う」のです。しかし、その「違い」は「間違い」ではないのです。自分の考えと「違う」=「間違っている」のではありません。ここを認識できないと他人と争ったり、過剰に自分を自分で追い詰めてしまうことになり兼ねません。
「違って」当然、当たり前。会社などの組織運営上は全員が違った方向を向いていると何かと問題が起きやすいので方向性の統一やルールの制定は必要です。ただし、それはいろいろな議論の末の話。自分の考えと違うからあいつは間違っている、あいつはダメだ、門前払いみたいに意見すら聞かなくなるでは、組織自体が崩壊し兼ねません。
 
※当ブログは当社ホームページのスタッフブログに掲載されたものに加筆修正を加えたものです。

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