山瀬青果株式会社

主体性を持つと幸福度が上がります

 面白い仕事や楽しい仕事ができたらいいなぁ。と感じながら日々の仕事に従事している方も多いかと思います。でも、外部にはありません。それ、目の前にあるんです。
 面白い、楽しいというのは仕事の種類の話ではなく、自らの取り組みに依存、比例しています。例えば、漫画家が夢だったという人は「漫画」の分野なら主体的かつ一生懸命取り組めた等がそうなるでしょう。要は、主体的に、一生懸命取り組むことこそ「面白い」「楽しい」に繋がり得るものです。その一助として機能するのが目的であり、目標ということになるのですが、何も大それたことを考える必要はなく、ちょっと先のことを考えればいいだけです。それを自分がすることによって、どう世の中に繋がっていくのか?をイメージするだけで足ります。
 私は駅の中を掃除する方(仕事している方)はさぞかし面白いだろうなぁ、楽しいだろうなぁと感じます。自分の掃除によって、その駅を行き交う何千人、何万人の人が気持ちよく仕事に向かえる、誰かに会いに行けるのを想像するだけでワクワクします。「ありがとう」なんてほとんど言われないかもしれない、誰もが気にも留めないかもしれません。でもそこには確かにあなたの存在が光っています。誰かに感謝されることは、自己肯定感を充足する上で重要な要素であることは間違いありませんが、それは自己肯定感をより速く満たすための加速度・ブーストの話であって、それが無ければ自己肯定感を感じられないという本質の問題ではありません。
 自分の行動によってどんなことが起きているかをちょっとだけ想像してみる。今の仕事が俄然面白くなる、楽しくなるはずです。自己の肯定とは他人から気づかされることはあっても、結局自分のみが高め得ることのできる領域だと思います。

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