サンクスカード
当社の健康経営の取組として紹介させていただいている「サンクスカード」。毎月誰かに簡単なメッセージを付けて”ありがとう”を贈ります。
仕事をしていると忙しさに紛れて言いそびれる「ありがとう」があります。
何気ない日常でも何だか照れくさくて言いそびれた「ありがとう」があります。
それらを一つでも多くカタチにしたいと思って始めました。
従業員には「当たり前だ」という感覚で仕事をしてもらいたくありません。
蛇口をひねれば水が出るのが当たり前。スイッチを押せば電気が点くのが当たり前。配送部は売ったものを配送するのが当たり前。事務部は正しい請求書を出して当たり前。従業員が時間通りに出勤するのは当たり前。
能登の度重なる災害に遭われた方々相手にこれらの「当たり前」が通用するでしょうか?
日々の当たり前は当たり前ではないのです。当たり前と考えているのは傲慢(ごうまん)な心があるからなのです。傲慢な心からはWIN-WIN関係は産まれません。真のWIN-WINとは「感謝の心の共鳴」からこそ産まれてくるものなのです。
そして、この感謝の心は、人間関係の全ての悩みを解決する万能薬だと考えます。感謝の心を素直に持てている人が「自分らしく」生きられている人だと考えます。
従業員が毎日出勤してくることは当たり前ではないのです。ですから今日もちゃんと出勤してくれた従業員たちに感謝の気持ちを込めて自分からあいさつをしましょう。経営者だからといって、ふんぞり返っている理由なんて一つも無いのです。
売上でも利益でもなく、当社がサンクスカードで満ちあふれたとき、その時こそが「最高の会社」になれた時だと思うのです。じょうむ
※当ブログはホームページ内、スタッフブログに掲載されたものを加筆修正したものです。