インターンシップ導入のスケジュール
インターンシップ導入のポイント
企業の課題解決につながるプログラムに
影響の大小はあるものの、こちらのようなメリットヘ何かしらの関係があるかどうかが重要です。インターンシップは計画通りにはいかないため、進めながらの軌道修正が必須となります。その際、責任者(経営者・リーダー)と担当者、学生が目的から逸れないようにしましょう。特に、振り返りの際には、目標に対する達成度だけを求めるのではなく、企業が長い目で見てインターンシップの意義を見出す必要があります。
アルバイトとしっかりと区別すること
インターンシップとアルバイトとの違いを常に意識してプログラムを作りましょう。アルバイトは労働に対する対価として報酬を与えるものなので、労働時間内での効率を求められます。一方、インターンシップは労働ではありません。そのため、効率ではなくインターンシップだからできる体験や、じっくり取り組むことのできる内容を組み入れることが重要です。短期間の場合は、現場の社員と意見を交わす座談会が有効です。長期間の場合は、顧客満足度調査やSNSでの発信など、普段の業務が忙しくて後回しにしがちで、かつ外部に依頼するには費用がかかりすぎることをインターン生に一部でも担ってもらうことで、管理を行う企業側の労力の軽減にもつながります。
社内を上手に巻き込みましょう
インターンシップには経営課題を理解した責任者(経営者・リーダー)、学生と対峙する担当者、そして実務を教えたり学生からの質問を受けたりする現場社員の協力が必要です。新入社員が入社する時と同様に、「新しい人を受け入れる雰囲気づくり」に力を入れましょう。インターンシップは、負担ではなくメリットをもたらすことを企業内でも共有し、あらかじめ受入先となる現場へお願いしたいことを伝えておくとスムーズです。
目的に対して明確な目標設定を
インターンシップの目的に対して、目標が大きくなりすぎていませんか?学生の理解度を高めるためにも、企業側が計画的にそして長期的に明確な目標を設定することが肝心です。社会人と学生では、「どれくらいできそうか」という感覚が大きく異なります。そのため、設定する目標は学生の力を見ながら、少し低めに設定してあげてください。たとえ小さな目標達成であっても、成功体験を積んでもらうことが学生のモチベーションを持続させる鍵となります。
学生にも考える権限を与えましょう
インターン生に権限を与えるというのは、アルバイトとの大きな違いとなります。時間の使い方や目標設定などをインターン生にも考えてもらいましょう。ここで注意したいのは、あくまで判断する決定権は企業側とすることです。また、インターン生に対して企業が遠慮をする必要はありません。状況によっては、きちんと注意してあげてください。
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