インタビュー
「就活中、方向性が決まらず焦り始めていたときに当社団と出会いました。
そんな私が就職してよかったなと思える職場です。」
調査課 伊藤遼太 (いとうりょうた) 【入社10年目】
出身校:秋田工業高等専門学校専攻科
入社のきっかけは何ですか?
学生時代は環境都市・土木系の専攻だったこともあり、学んできたことを生かしたいという気持ちと、もともと自然が好きで仕事をするなら地元秋田の自然に関わる仕事をしてみたいという思いを持っていました。そんな中、社団のホームページやパンフレットで、森林を作りながら山地災害から人々の生命・財産を守る仕事があることを知り、自分にはこの仕事しかないと思い入社しました。(写真は土砂崩れの現場で対策工事に向けた測量を行なっているところです)
現在はどんな仕事をしていますか?
主に治山事業(渓間工・山腹工)の調査・測量・設計業務を担当しています。渓間工とは渓流から流れ出てくる土砂を防止するためのダム工や流路工のことで、山腹工とは崩壊が発生した斜面を安定させる土留工や法枠工、森林を回復させるための植栽工のことです。いずれも測量を行なった後、現地に最も適した工法を選定し設計を行なっています。(写真は土砂を防ぐために設計した治山ダムです)
職場の雰囲気はどうですか?
人数が少ないこともあり、とてもアットホームな雰囲気です。仕事面で困っていても相談しやすく、経験豊富な先輩方が必ず適切なアドバイスをしてくれます。また、繁忙期にはみんなで協力し合いながら業務をこなしています。私は社団の中では年齢が若い方なので、先輩方には時には優しく、時には厳しく、いい意味でかわいがってもらっていると思っています。(写真は先輩技術者とダムの細部について検討しているところ)
趣味や普段の生活はどうしていますか?
基本的に土日祝が休みなので、プライベートな時間を楽しむことができると思います。共通の趣味を持つ職場の先輩と釣りやスノーボードに行くことが現在の楽しみになっています。充実した休日や趣味によって普段の生活でのモチベーションも上がり、プライベートと切り替えて、仕事中は成果や効率を上げられるように日々努力しています。(写真は社団で設計し、完成した林道です)
就活中の皆さんに一言どうぞ。
私が就活中、方向性も決まらず焦りを感じ始めたときに、たまたま社団を知りました。そんな私が就職してよかったなと思える社団です。現在就活中で、その時の私と同じような心境であったり、自然が好きだったりしたらとてもおすすめできる職場です。近年の豪雨災害によって現場に出向く機会が増えています。実際に困っている周辺住民の方の声を聞くこともあり責任感とやりがいが感じられる仕事だと思います。職員一同、皆さんの応募をお待ちしています。(写真は室内でPCで作業している風景です)
企業の方からのメッセージ
当社団の仕事は責任感とやりがいが感じられる仕事です。ぜひ一緒に働きましょう!
建設コンサルタントとしての仕事は、現場で調査や測量をする、設計図を作成する、報告書を書く、発注者に自分が調査・設計した内容を説明する・・・など多岐に渡ります。新卒採用に応募される方であれば、卒業論文を書いた経験、フィールドワークに行った経験、アルバイトで色々な人に接した経験など、一見すると企業の事業分野と直接関係のない経験が役に立つことがあると思います。中途採用に応募される方も同様で、現職での経験のなかに活かせることが必ずあるはずです。山地や森林に直接関係する分野の経験がなくても、当社団に興味を持ってくれた方はぜひ応募してください。