当社若手社員が記念座談会に参加!~秋田県山林種苗協同組合100周年~
良種苗の生産・供給のため事業を行う秋田県山林種苗協同組合は令和4(2022)年度に設立100周年を迎え、組合では「100周年委員会」が組織され記念誌の発行や行事等が行われます。この度、記念誌発行にあたり若手組員の有志による記念座談会が開催され、当社森林事業部から佐々木聖香と後藤美森の2名が参加依頼をいただき、光栄にもお話する機会もいただきました。
秋田県山林種苗協同組合は主に優れた苗木の安定供給にため、品評会や研修会などを実施して生産者間の交流を図り、組合員の技術向上のための活動を行っています。大正11(1922)年に「秋田県樹苗同業組合」としてスタートし、何度かの名称変更を経て昭和24(1949)年から現在の名称となりました。設立時はおよそ150人、昭和40年代には500人まで達しましたが、現在では24人となっています。
今回の座談会では未来の組合を担う県内の若手組合員7名が参加し、「山林種苗協同組合の明日を語る」と題して意見が交わされ、会社の概要や苗木生産の仕事に就いたきっかけ、将来に向けての目標などについて質問を受けて答えました。
日本の森林面積のうち人工林は約4割に相当する1,020万haとなっており、戦後に造林されたものが多く、その半数が50年生を超えて利用期を迎えた森林が増加しています。本格的な利用期を迎えた森林資源を活かすため今後主伐の増加が見込まれており、主伐後の再造林により森林の多面的機能を持続的に発揮させつつ、森林資源の循環利用を促進することが求められています。
2019年から開始した育苗事業ですがコンテナ苗の生産は年々増大しており、苗木の安定供給と再造林の低コスト化に向けて優れた苗木の生産と安定供給ができるよう、今度も改善等に取り組んでいきます。
当社は森林事業をさらに拡大して、『植える、育てる、収穫する、上手に使う。そしてまた植える』という永遠の緑の循環を守り、林業・木材産業の持続性を高めながら成長させ、国土保全機能や地球環境温暖化防止機能などの森林の多面的機能による恩恵を享受できるよう貢献してまいります。
より詳しく知りたい方はぜひ当社のホームページをご覧ください!
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