秋田プライウッド株式会社

秋田活性化中学生選手権~地元企業を学び課題解決に活かす~

サムネイル:秋田活性化中学生選手権~地元企業を学び課題解決に活かす~

 第4回秋田活性化中学生選手権(主催:秋田魁新報社)が9月から10月にかけて県南、県央、県北の各地域大会に分かれて行われました。選手権は県内の中学生が地元企業を訪問して理念や業務内容を学び、その特色を生かした地域活性化プランを考えプレゼンテーションを行います。プラン立案を通して生徒たちに将来の職業や社会について意識を高め、理解を深めてもらうことを目的としており、中学生が地域貢献にとり取り組む企業を知ることで地元への関心を高めてもらうことも目指しています。

 当社は選手権の趣旨に賛同し、秋田南高校中等部の生徒たちの地域活性化プラン作成をサポートしました。当社への企業訪問は8月5日に行われました。はじめに当社向浜第一工場のホールで企業案内映像やスライドを見ながら企業概念や合板が住宅のどの部分で使われているのかなどについて学び、理解を深めていきました。

続いての工場見学では、大きな丸太が単板となり重ねて貼り合わせることで合板に仕上がる一連の工程の中で迫力のある危害が稼働するスケールの大きさを目の当たりにして合板が作られている様子を実感していました。

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 工場見学後の質疑応答の際には猛暑にも負けず生徒たちの熱心さが伝わり、今回の企業訪問を通して地球環境の保護や地域社会への貢献に対する当社の取り組みを学んでもらうことができました。

 秋田活性化中学生選手権の県央大会は10月14日にさきがけホール(秋田市)で開催され、秋田大付属中、土崎中、秋田南高中等部、城南中(以上秋田市)、男鹿南中(男鹿市)、本荘北中、東由利中(以上由利本荘市)、天王南中(潟上市)の8校が出場し、企業訪問での体験や学習をもとに企業立案、資料作成まで生徒たち自らが作成し、発表しました。

 6校目の発表となった秋田南校中等部は、企業訪問での体験や学習を踏まえつつ、当社のホームページで学習した様子が見受けられ、『林業県秋田』の特徴を充分に活かした三つの活性化プランをプレゼンしました。

 審査員を務めた金田憲明取締役経理部長は「林業県秋田の特徴を軸に、日本全体の環境問題にも踏み込んでプレゼンしてくれて感動しました。」と発表を終えた生徒4人に対して感謝を表しながら講評を述べました。

 秋田南校中等部の生徒たりは『杉王国秋田』を強く意識した上で、林業を盛り上げながら環境保護にも貢献できるとして秋田を活気づけたい、という思いが伝わる活性化プランを考えてくれました。視野を広く持ち、物事を深く掘り下げる機会となった今回の経験をもとに生徒たちが今後も地元秋田のことはもちろん、日本や世界にも意識を向けて勉学に励んでいくことを期待しています。

 当社は秋田で働くことの意義や魅力を体験できる工場見学やインターンシップ研修などの機会を設けて、次代を担う若者の育成を支援しています。また国産材合板のさらなる活用を通して、森林資源を循環的に利用して持続可能な社会の形成、地域への貢献を果たしてまいります。

 より詳しく知りたい方はぜひ当社のホームページをご覧ください!

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