秋田プライウッド株式会社

「山の日」に山を思い、山の恩恵に感謝

サムネイル:「山の日」に山を思い、山の恩恵に感謝

今年2020年の「山の日」は8月10日です。「山の日」は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを目的として、2016年から国民の祝日となりました。初期の秋田藩を支えた家老の渋江内膳政光(しぶえないぜんまさみつ)は、「国の宝は山なり、(中略)山の衰えはすなわち国の衰えなり」として、秋田杉の保護と育成に尽力しました。
 当社が業務を行う上で、山は欠くことのできない重要な場所です。山に畏敬の念を抱き、森林の恵みに感謝し、その恵みである木を活用し合板を産み出しています。

 国連において持続可能な開発目標【SDGs】が採択され、世界の国々で目標達成に向けた取り組みが進められている中で、環境にやさしい素材としての木材が注目されています。当社の合板をはじめとした木質建材を建築物にたくさん利用することは、多くの炭素を長い期間固定することができるため、大気中の二酸化炭素の濃度上昇を抑制することにつながります。建築物の木造化・木質化は地球温暖化防止に大きく貢献します。

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当社では2012年に森林事業部を創設し、『植える→育てる→収穫する→上手に使う』の循環によって付加価値をもたらし、成長できる産業としての林業を目指しています。

山からの恵みである木は東京オリンピック・パラリンピック競技大会でも活用されています。オリンピックという世界最大のイベントで使われる施設の一部に使われる合板を提供できることは、あらゆるところに(A)国産材(K)合板(G)を利用する「AKG50作戦」を展開する当社にとって、大きな意味を持っています。国内最大の合板メーカーとして、日頃から厳しい品質基準で製造する合板を選手村ビレッジプラザに提供することができました。

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山の日は山に対して日頃から感謝の心を表し、山での作業の安全を誓う日です。さらに、山との繋がりや山が大切な財産であることを再認識する機会でもあります。
 これからも山の恵みである合板を安定的に提供することで国産材の活用を推進し、日本の森林の再生と地域の活性化に貢献してまいります。

より詳しく知りたい方は、ぜひ当社ホームページをご覧ください!

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