誇れる地域の伝統を次の世代へ。掛け声戻った秋田竿燈まつり
秋田の熱く短い夏を盛り上げる東北三大祭りの一つ「秋田竿燈まつり」が8月3日から6日の4日間にわたって開催されました。今年は町内や企業、団体合わせて67の竿燈会が256本を出竿し、光の稲穂が竿燈大通りを埋め尽くしました。
「ドッコイショー、ドッコイショー」の掛け声が戻った会場は差し手と観客が一体となり、いつもの竿燈まつりの熱気がようやく帰ってきました。
当社は地域の皆様とともに竿燈まつりを盛り上げるべく「寺町四区竿燈会」のスポンサー企業として参加しており、今年で7年目となりました。当社社員は本番に向けて練習を積み重ねてきた成果を披露すべく、力と心を込めて技を披露しました。
太鼓をのせる屋台には、社有林「アキプラの森 鳥海」の内照式写真パネルが設置され、秋田の美しい森林や自然をアピールしながら囃子方を支える舞台となりました。小若の囃子手が演奏する太鼓屋台は、当社の9mm厚国産材構造用合板が使用されており、町紋や伝統的な装飾が目を惹くこだわりの1台は、寺町四区の職人さんたちの手によって製作されました。
強くて軽い合板は移動の際にも便利で尚且つ丈夫なつくりとあって、寺町四区の皆様から好評をいただいています。
待ちに待った通常開催の竿燈まつりでしたが、7月中旬の記録的大雨で市内は広範囲で浸水し、大きな被害を受けた竿燈会もありました。竿燈まつりは御幣に邪気や睡魔、病魔を乗り移らせて川に流すねぶり流し行事が起源とされ、五穀豊穣や無病息災を願う行事でもあり、今年は水害からの復興の願いも込められ、秋田の夜空を彩る光の稲穂が希望の光となりました。
当社はこれからも竿燈まつりに協賛し、地域社会に貢献するとともに寺町四区の竿燈会の皆様や地域のお客様との関わりを大切にて、秋田竿燈まつりを未来へと引き継いでまいります。
より詳しく知りたい方はぜひ当社のホームページをご覧ください!
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