秋田プライウッド株式会社

秋田高専「品質管理概論」で当社社員が講師を務める

サムネイル:秋田高専「品質管理概論」で当社社員が講師を務める

当社品質保証課は、合板の強度や接着力、ホルムアルデヒド放散量などの検査を行い、住宅の壁や床などに使われ私たちの生活を守る合板の品質を管理しています。
 国立秋田工業高等専門学校の一般科目「品質管理概論」では、ものづくりと品質管理はどのような関係にあるのか、品質を管理するためにはどのような手法を用いるのかを実際の企業の事例から学習しています。この度当社は事例紹介を行う機会を得て、12月5日、12日、19日の3回にわたり、品質保証課の社員が品質管理、品質保証、合板の日本農林規格(JAS)などについての授業を行いました。

授業の1回目では企業の概要と合板の構造の紹介を金田憲明取締役総務経理部長が行いました。会社案内DVDを上映した後に企業紹介スライドを使いながら、オリジナルなべしきなどノベルティグッズを配布して学生達に当社への理解を深めてもらいました。3枚の30cm四方単板を使った折り曲げ体験や、なべしきを実際に手にとりながら合板の持つ強度の仕組みを学生達は体感していました。

今回の品質管理概論の授業は、品質保証課に所属する進藤和也課長補佐と澤木美晴が担当しました。澤木美晴は秋田工業高等専門学校の卒業生でもあり、品質管理の内容はもちろん、先輩として社会人に必要なスキルなど後輩たちに伝えました。

 

授業2回目は品質管理(Quality Control、QC)と品質保証(Quality Assurance、QA)の違い、合板の構造や製造工程などについての授業が行われました。澤木は入社後すぐに品質保証課に配属され、品質試験が主な業務である一方で交代として入る工場勤務が現場を知る貴重な時間であり、合板製造の現場を実際に目の前にすることが合板の品質を守ることにつながっていくと説明しました。日本農林規格(JAS)の格付け、合板のJASの各項目、JASに基づく合板の検査についての内容を合わせて説明しました。
 進藤課長補佐は製造工程と品質管理について、丸太を単板にするロータリーレースや単板を乾燥させるドライヤー、AIによる板面検査機などの機械設備と合わせて説明。JASに則り合板を製造することが重要であるとして、そのためには寸法・接着管理を行うこと、機械設備が正常に動くこと、製品検査を行うことの3つのポイントを挙げました。また、品質管理・品質保証の仕事では、工場(現場)とのコミュニケーションや品質の重要性の周知、安全性や生産性についても考えることが重要であることも伝えました。

授業3回目は、製品おけるサイズや曲げ、接着力、ホルムアルデヒド放散量などの検査項目の説明を行いました。澤木は合板が住宅の屋根や壁などの目に見えない所に使用されているからこそ、検査・試験には責任感と正義感を持って臨んでいると述べました。また、先輩からのアドバイスとして、学生時代にやっておくべきこと、業務上で秋田高専での経験が生きていること、社会人としての心構えとして「報連相(ホー・レン・ソー)」をしっかり行うことなど、大切なことを伝えました。


 学生達への課題として、「合板利用の新たな可能性について 一般住宅の構造部分以外に、どんなところに利用拡大できると思うか?」「省人化のため機械化が進んできているが、今後の品質管理のあり方として人と機械のどちらが信頼できると思うか?」の2点の課題を出して、3回にわたる授業を終了しました。
 授業を振り返り学生達からは「先輩のエピソードを聞くことができて良かった」「JASや先輩の話がとても良かった」「合板の仕組みがとても興味深かった」「合板の性質が面白い」などの感想をいただきました。

 

今回の授業は当社や合板について理解を深めてもらい、木材利用を通じた環境保護や地域貢献の取り組みを学生たちに知ってもらう絶好の機会となりました。さらに卒業生によるメッセージとして、秋田の企業のことや秋田で働くこと、学生時代の失敗談や学んだ経験を生かしたことなど、学生達にとってより身近に感じる、しっかり伝わる授業となりました。


 当社は今後も地元企業として、このような機会を通じて地元秋田の企業の良さや秋田で働くことの魅力を伝え若者の県内定着が促進されるよう努めて参ります。

より詳しく知りたい方はぜひ当社のホームページをご覧ください!

 

 

 

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