秋田プライウッド株式会社

ウッドデザイン賞2024を受賞

サムネイル:ウッドデザイン賞2024を受賞

 木を使うことによって様々な社会課題を解決するモノ・コトを表彰する「ウッドデザイン賞(主査:一般社団法人日本ウッドデザイン協会)」において、秋田プライウッドの「秋田プライウッド旧社員寮木質化リノベーション」がソーシャルデザイン部門で「ウッドデザイン賞2024」を受賞しました。

 ウッドデザイン賞は木を使うことによって社会問題の解決を目指す活動を「ウッドデザイン」と定義し、木の良さや価値をデザインの力で再構築することを目的として、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を評価・表彰する顕彰制度で、節目の10回目を迎えた今回は優秀作品226点が選出されました。

 当社の向浜工場厚生棟(RC造:3階建て)の木質化リノベーション当社の他、セイホクホーム(宮城県)、財産コンサルティング、秋田公立美術大学、萩原製作所(秋田県)の5つの企業と大学で構成された団体で応募し、木を活かして森林・林業や地域・社会の持続性を向上させていつものを対象とする「建築・空間分野」の「ソーシャルデザイン部門」で受賞しました。

 「ソーシャルデザイン部門」は、持続可能な森林管理・地域経済の活性化や価値の還元に寄与する木材利用、木材利用の高付加価値化に寄与する建築・空間、技術、木製品、取組、研究、などの評価ポイントがあり、当社向浜工場の厚生棟のミーティングルームや会議室に合板の「木口の積層面」を「魅せる」ことでデザイン性を高めた壁面を採用し、これまでは建物の「構造用」として利用することの多かった合板に意匠性を付加しました。また、階段の踏板(ステップ)には36mm厚の「CLT」を施し、中板部分の木口の年輪が揃って見えるよう木製家具を意識した仕上がりとしたほか、合板の製造過程で発生する端材を余すことなく活用して製作した「究極のカーボンストックテーブル」等のオーダーメイド品も配置しています。

 2050年カーボンニュートラルの実現、SDGsの達成を目指す中、森林資源の循環利用による二酸化炭素の吸収効果、非住宅建築物の木造・木質化による長期の炭素貯蔵効果など、椎井rンや木材の利活用の必要性や存在感がますます高まっています。

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 当社は「ウッドデザイン賞2024」受賞を機に「持続可能な木材活用の推進」「持続可能な社会の実現」にため、合板の新たな活用方法をさらに追及してまいります。

 より詳しく知りたい方はぜひ当社のホームページをご覧ください!

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